EC2インスタンスのアベイラビリティーゾーンを変更する

2015.05.30

この記事は公開されてから1年以上経過しています。情報が古い可能性がありますので、ご注意ください。

はじめに

VPCで稼働しているEC2インスタンスを 他のアベイラビリティゾーンに変更する方法をご紹介します。

今回移行したいインスタンス

Elastic IP :52.68.11.217 Availability zone :ap-northeast-1c

こちらをElastic IPを変更せずAvailability zoneを ap-northeast-1aに変更します。

skitch

移行手順

1.対象のインスタンスを停止

はじめに対象のインスタンスを停止します。

skitch

skitch

2.対象インスタンスのAMIを作成

対象インスタンスのAMIを作成します。

skitch

skitch

skitch

3.AMIからインスタンスを起動

AIMsへ移動し取得したAMIを選択しインスタンスを起動します。

 

skitch

 

Step 3: Configure Instance Detailsでアベイラビリティゾーンを変更します。

skitch

あとはそのままLaunchします。

skitch

4.EIPを新しいインスタンスに関連付け

EIPを関連付けていた場合はEIPも新しいインスタンスに関連付けます。

Elastic IPsからEIPの関連付け。

skitch

 

対象のEIPを移行前のインスタンスからDisassociate

skitch

対象のEIPを移行後のインスタンスへAssociate

skitch

skitch

これでアベイラビリティゾーンの変更が完了しました。

動作確認をして問題ないことを確認してください。

5.元のインスタンスを削除

元のインスタンスは不要なのでterminateします。

skitch

skitch

以上でEC2インスタンスのアベイラビリティーゾーン変更が完了です。

補足

[EC2-VPC] インスタンスのプライベート IP アドレスを維持する必要がある場合は、 現在のアベイラビリティゾーンのサブネットを削除してから、 新しいアベイラビリティゾーンに元のサブネットと同じ IP アドレス範囲のサブネットを作成する必要があります。 サブネットを削除する前に、その中のすべてのインスタンスを終了する必要があります。 したがって、現在のサブネット内のすべてのインスタンスを新しいサブネットに移動しなければなりません。

まとめ

■まとめ アベイラビリティゾーンの移動もchange availability zoneみたいな感じで 簡単に変更できればいいと思いますが現状はAMIを作成し別ゾーンへ起動する対応になります。

参考URL 別のアベイラビリティゾーンへのインスタンスの移行