「システム設計の謎を解く」社内読書会#4

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こんにちは、たごまさゆきです。
今回も「システム設計の謎を解く」読書会の様子を紹介します。先週お休みしてしまったので第4回です。

第4回の様子

今回は2.5節から第2章最後の2.7節まで読みました。

システム設計の謎読書会04-02 システム設計の謎読書会04-01 システム設計の謎読書会04-03

今回読んだ範囲は各節で以下の内容が説明されていました。

  • 2.5 外部連携
  • 2.6 システムの状態遷移
  • 2.7 非機能要件

読後の議論はこんな内容でした。

  • 外部連携は普段でも当然考えていたが、このように整理されているとより意識できて良かった。
  • 状態遷移を意識しないと矛盾のあるシステムになってしまう。
  • 非機能要件はアーキテクチャに大きく影響を与えるし、あとから対応するのも難しいので、早いうちに考えておかないといけない。
  • 非機能要件はシステム導入の効果にも結びつくので、上の偉い人に対して説明するためにも重要。
  • 実装する人も非機能要件を意識しておく必要があるね。

システム設計の謎読書会04-04

本書の中で「システム開発の難しさの一つに、このように複数の状況がいろいろな箇所に記述され、整合性を保つことが難しい」という事が書かれています。
システムが多くの状態を持っているということはそのまま複雑さにつながり、コストにも響いてきます。どこまでやるのかを判断するためにも、整理しておくことは大事ですね。
またそれは非機能要件にも当てはまるとおもいます。何が重要なのかを把握するのは良い設計の第一歩なのではないかと思います。

次回

次回は7/26(金)に実施する予定です。第3章に入ります。

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