世界最大級のIT見本市・CeBITに行ってきます – CeBIT紹介編 #cebit17

この記事は公開されてから1年以上経過しています。情報が古い可能性がありますので、ご注意ください。

はじめに

みなさんこんにちは!

クラスメソッドは、3月下旬にドイツ・ハノーファーで開かれる、世界最大規模のIT見本市「CeBIT」(セビット)に参戦します!

私もスタッフとして参加し、ブログで速報をお届けしていきます!

CeBIT紹介

CeBITとは、ドイツ・ハノーファーで開かれている、大規模な見本市です。

Centrum für Büroautomation, Informationstechnologie und Telekommunikation (ビジネスオートメーション・情報技術・テレコミュニケーションセンター)の略となっています。

参考:CeBIT - Wikipedia

IoT、ビッグデータ、クラウド、セキュリティなど、ITビジネスに特化した専門展示会の中では、世界最大の規模を誇ります。 出展者・来場者ともに約60%がドイツ国外から訪れます。約22万名の来場者のうち、約70%が購入決定権を持つ、ビジネスに直結した、毎年開催の国際展示会です。

CeBIT(セビット) | ドイツメッセ日本代表部

今年行われる CeBIT 2017は、3月20日から24日まで行われます。

テーマはd!conomy - no limits

d!conomy は、デジタル社会における経済活動(Digital Economy)を表し、no limits は、新技術が様々な可能性を広げていくことを表しているようです。

日本がパートナー国!

logo-partnerland-japan

CeBITでは、例年、その年のパートーナー国を定めています。

今年は、日本がパートナー国です!

今年5月、メルケル首相と私は、来年3月にドイツのハノーバーで開催されるCeBIT(セビット)において日本がパートナー国となることに合意をいたしました。これを受けて、先ほど、日独間でパートナー国契約が結ばれたと聞いております。ものづくりやIoT分野で競争力を有する日本とドイツが連携することは、この分野の世界標準の獲得に向けた大きな一歩になることは間違いないと思います。  私も来年3月にはCeBITが開催されるハノーバーに行きたいと考えています。皆さん、是非、一緒にハノーバーに行きましょう。ありがとうございます。今拍手をしていただいた方は確実に一緒に行っていただけると思います。そして、世界が驚くような日本の技術を発信し、日独で世界の第四次産業革命をリードしていきたいと思います。

平成28年10月3日 「CEATEC JAPAN 2016」オープニングレセプション | 平成28年 | 総理の一日 | 総理大臣 | 首相官邸ホームページ

昨年のシーテックで、首相自ら日本企業に呼びかけたこともあり、今回、日本企業の出展数は過去最大規模となります。

注目のトレンド

今年の CeBIT では、以下のトピックがトップトレンドとして紹介されています。

トレンドトピック 内容
5g 5G(第5世代移動通信システム) 高速・低遅延・沢山のデバイスと同時に通信できる5Gは、現在のLTE(4G)にかわって、今後全世界で広まっていくと予想されます。携帯電話が高速で通信できるだけでなく、その特徴から、IoT時代を後押しする技術です。
ai 人工知能 IoT機器などから送られてくる大量のデータ・さまざまなビッグデータを解析し、人間の役に立つような形で識別や判断をしてくれる人工知能。身近な例では、Googleの翻訳もその一例です。
cloud クラウド すでに一般用語になった感のあるクラウド。IoTが世の中に広がっていく中、人類が扱うデータ量は今後も伸び続けます。そのストレージとして、データの分析用として、クラウド上のサーバ等コンピュータはますます重要になってくるでしょう。
security サイバーセキュリティ 家電から車、工業用品までがインターネットに繋がる時代がすでに始まっています。こうした機器がサイバー攻撃によって誤動作を引き起こせば、人の命にも関わるかもしれません。そうした攻撃を防ぐサイバーセキュリティは、今後の社会において、とても大切な役割を担って行くことになるでしょう。
drone ドローン テレビや映画の空撮でおなじみの、小型プロペラ機「ドローン」。今後の社会では、映像撮影以外の用途が広がっていくとされています。歩いて行けない場所の測量、ロボットアームを搭載したドローンによる荷物の運搬などなど。利用用途はどんどん広がって行くでしょう。
vr 仮想現実(VR) VRはエンターテインメントから医療まで、幅広い応用分野があります。
IoT IoT CeBITのトレンドトピックはすべてIoTに繋がっているといって良いと思います。小さなモノから大きなモノまで、世の中のあらゆるモノがインターネットに繋がります。人間による判断や手作業が必要だった物事のうち、一定程度は、IoT機器と、周辺技術が担うことになると考えられます。
Bigdata スタートアップ(ベンチャー) IoTが担う社会は、既存のモノとモノ・モノとヒトの関わり合い方を組み替えていきます。そうした中で様々な、今までにはない、これから必要とされる技術やアイディアや製品が必要になってきます。まだ出来上がっていないIoT社会の「すき間」を埋めるべく、多くのスタートアップ企業が立ち上がっています。
dconomy デジタルエコノミー 様々な技術革新はビジネスモデルを変えていきます。IoT技術に関わるビジネス領域の規模は今後も拡大の一途を辿ります。フィンテックの革新により海外送金が瞬時に格安で行える世の中になりつつあります。こうしたデジタル技術が支える経済活動は今後より活発になっていくでしょう。

クラスメソッドも参戦!

クラスメソッドの出展内容について、すでにCeBITサイトにて紹介させていただいております。

Classmethod (Chiyoda-ku 101-0025) - Exhibitor - CeBIT 2017

このCeBITシリーズでは、CeBITの様子を中心に、ドイツの様子などもお届けしていきたいと思います!

仲間を募集中!

クラスメソッドでは、日本、バンクーバー、ベルリンで一緒に働く仲間を募集しています。

海外オフィスの様子