[Swift Playgrounds] 自作の Playground Book を iPad で使う

2016.11.04

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iPad で使える Playground Book を作ろう

iOS 10 では iPad で遊べる Swift を学ぶためのアプリ「Swift Playgrounds」が標準でインストールされています。iPad を操作しながら、ゲーム感覚で Swift を学習することができる、大変面白いアプリになっています。

Swift Playgrounds では「Playground Book」という形式のファイルを実行することができ、これは自作することができます。標準で提供されているゲームみたいなものを、作ろうと思えば作れるというわけですね。

本記事では簡単な Playground Book を iPad に入れて使ってみたいと思います。

Starter.playgroundbook を入手する

Playground Book の簡単なサンプルは、Apple から提供されているので、これを使うと簡単に始めることができます。

こちらのページの下の方にある「Starter.playgroundbook」のリンクをクリックし、ダウンロードしましょう。

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Starter.playgroundbook の中を見てみる

Zip ファイルを解凍し「Starter.playgroundbook」を開くと、Xcode で開くことができます。

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このままでは中のファイルが何も見えない状態ですので、メニューの「View」>「Navigators」>「Show Project Navigator」を選択しましょう。

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ツリーで表示されるようになったので展開してみると、「Contents」の中に「Chapters」があり、さらにその中に「Chapter1.playgroundchapter」があり、「Pages」に「Page1.playgroundpage」と「Page2.playgroundpage」があることが確認できました。簡単に言うと、2ページ構成ということです。

playgroundbook04

ソースコードは print("Hello World") しているだけです。

iPad に入れてみる

iPad には、AirDrop や iCloud を使って、Playground Book ファイルを転送します。今回は AirDrop で送りました。

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転送が完了すると、Swift Playgrounds のライブラリに追加されます。

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はじめて開くときは、開いて良いか確認されます。

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コードがすでに書かれている状態で起動されました。ちゃんと2ページありますね。

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まとめ

今回は、Swift Playground で使える Playground Book の触りだけ取り上げました。インタラクティブな絵本など作れたら面白そうですね。

どのようなことができるか、引き続き紹介できればと思います。

参考