選択範囲を拡張していくパッケージ expand-region.el のご紹介

2017.04.10

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選択範囲の拡張

Emacs のパッケージ expand-region.el を利用すれば、選択範囲を徐々に拡張していくことができます。
言葉だけではわかりづらいので、実際にどのような動きになるか見てみましょう。

サンプル

以下のコードが存在します。

public class Test {
    public static void main(String[] args) {
        System.out.println("Hello world!");
    }
}

ここで Hello のどこかにカーソルが当たっている場合、expand-region を繰り返し実行すると選択範囲が以下の通りに広がっていきます。

  1. Hello
  2. Hello world!
  3. "Hello world!"
  4. ("Hello world!")
  5. println("Hello world!")
  6. System.out.println("Hello world!")
  7. System.out.println("Hello world!");

このあとは {} で囲まれた領域メソッド全体 というようにさらに拡張されます。
拡張していく機能も便利ですが、初回の expand-region 実行で カーソルが当たっている単語が選択される という挙動がとても使えます。
Emacs ユーザーは是非使ってみてください。

インストール方法は こちら

IntelliJ Platform

IntelliJ Platform の IDE では、この機能がデフォルトで備わっています。
デフォルトのキーマップでは option + ↑ で実行できます。

キーマップ名は Extend Selection です。
Preferences... -> Keymap から確認してみましょう。

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リンク

ミレニアム・ファルコン製作日記 #64

64 号 表紙

mfd_64_1

パーツ

mfd_64_2

mfd_64_3

mfd_64_4

成果

mfd_64_5

今回の作業は以下の 1 つでした。

  • 上部外殻フレームを拡張する

フレームを支える組立ジグが完成しました。
フレームもあと少し!

ディテールアップ動画

ディアゴスティーニホームページで、プロモデラーによるミレニアム・ファルコンのディテールアップ解説動画が公開されました。
ひとつの動画が約 20 分と長めで、かなり詳細に解説されているようです。(まだ全部見てない)
興味のある方はご覧ください。

それではまた次回。

May the Force be with you!