Alteryx Desktop Automation を使ってみた

2023.01.20

こんにちは。アライアンス統括部の石川です。

本エントリでは、Alteryx Designer のアドオンライセンス(有償)の Alteryx Desktop Automation(以下、Automation)の基本的な使い方をご紹介します。Automation ライセンスでは Alteryx Designer を使っているユーザがワークフローの自動実行を行うことができます。例えば、毎週月曜日の朝9時、毎月1日の朝10時など、定期的な処理がある場合にはとても役立ちますね。

ワークフローの自動実行をご検討の方、Automation を購入したけど使い方が分からない方はぜひご覧ください。

利用環境

まずは利用環境の準備として、下記3点を事前にご確認ください。

  1. Alteryx Designer のAdmin版がインストールされている
    • インストーラにはAdmin版、Non-Admin版の2種類がありますが、Automation を利用する際にはAdmin版が必要となります
  2. Windows の Alteryx Service が実行中である
    • 「Windows のタスク マネージャー > サービスタブ」から、Alteryx Service のステータスが確認できます
  3. 有効な Automation のライセンスが Alteryx Designer に適用されている

ライセンスの種類や確認方法などは下記のブログを参考にご覧ください。

主な機能

Automation は Alteryx Designer の画面上から操作が可能です。

画面左上のメニューのオプションにある、2つの機能を順番に見ていきたいと思います。

  • ワークフローのスケジュール設定:スケジューラの設定
  • スケジュールの表示:設定されたスケジューラの一覧と、実行状況・結果を参照

ワークフローのスケジュール設定

こちらでは、ワークフローの保存場所や頻度の設定を行います。

スケジュールの実行場所を設定

お使いのコンピューター上でワークフローの自動実行を行う場合、「My Computer」を選択します。

ジョブを実行するには、コンピューターが起動している必要があります。スリープモードまたはシャットダウン中の場合、ジョブは実行されないためご注意ください。

実行オプションの設定

  • スケジューラデータベースに格納されているワークフローのコピーを実行

ワークフローをスケジューラデータベースにコピーして実行します。設定後にワークフローを編集することはできず、内容を変更する際はスケジューラの再設定が必要となります。

  • ディスク上の元の場所からワークフローを実行

ディスク上のワークフローを実行します。こちらの場合は、スケジューラを再設定せずにワークフローを編集できます。しかし、ワークフローを削除、移動、または名前変更をするとスケジュールの実行に失敗してしまいます。

頻度の設定

実行頻度は、下記のような単発や定期的な自動実行のスケジュール設定が可能です。

・1回限り

・分/時間

・日付/曜日

・月

月末日付近の実行も、「最終日から3日前」「最終日から2日前」「最後」の3種類が可能です。

・カスタム

今回は「分/時間」を選択して、1月16日 15:53~15:58 で1分毎の実行をしてみます。

スケジュールの表示

こちらでは実行予定・実行中・実行完了後のワークフローのステータスなどが確認できます。4つのタブをそれぞれ見ていきましょう。

ワークフロータブ

スケジューラで設定がされているワークフローの情報です。ワークフロー名の左側の+をクリックすると、詳細情報の確認も可能です。

スケジュールタブ

スケジューリングの設定情報です。こちらも+をクリックすると、細かい実行時間などが確認できます。

キュータブ

今回実行中、あるいは次回に実行予定のジョブのステータスが一覧表示され、実行中のジョブことにおおよその進捗率が表示されます。今回はテスト用に作成した簡単なワークフロー1つを1分毎に実行するだけなので、特に何も表示されません。

結果タブ

ワークフローの実行結果が表示されます。

結果の色によって、実行結果を簡単に確認することができます。

  • 緑:成功
  • 黄色:警告または変換エラー
  • 赤:エラー

警告もしくはエラーが発生した場合は、「出力」から下記のような詳細のメッセージも確認ができます。

参考ドキュメンテーション

今回ご紹介した内容はAlteryx公式のドキュメンテーションにも一部記載がございますので、気になった方はこちらもご覧ください。

最後に

今回は Alteryx Desktop Automation のひと通りの使い方についてご紹介しました。Alteryx の活用が進んでくると、定期的にワークフローを自動実行したい機会も増えてくるのではと思います。

ぜひ Alteryx の自動実行をしてみたいというお客様は、いつでも弊社Webサイトまでお気軽にお問い合わせください。