
ビジネスサイドがLLMを使いこなしたらこうなった。
わからん。
こんにちは、たてやんです。
クラメソきってのビジネスサイドの人間は、クラメソにいながらシステム知識が希薄です。
ごめんなさい。
でも、だからこそできた発想なのかな?ってことでLLMの便利な使い方を暴露です。
最終的にClaudeさん的には「LLMディレクション」ですねと褒められました。
そもそも今更人には聞けないと思いますが、最初にあるのは
「ぶっちゃけ何していいかわからん」 の心理です。
- 「プロンプトの書き方がわからない」
- 「テンプレートを覚えるのが大変」
- 「出てきた結果の直し方がわからない」
なもんで、アプローチを根底から変えてみました。
「プロンプトは書かない。書かせる」。
よくある手順として
- 色々考えて
- とりあえず書いてみて
- 実行して
- 結果見たら
- 全然だめで
- プロンプトで修正して
の無限ループ。
私は同じ設定を繰り返したくない怠け者なのでw
決まり事をそもそもルール化して使いまわしたい。
なのでまずはフレームを作ろうってことで以下の使い方をしました。
- 目的を設定する(何を作りたいか)
- 出口を定義する(どんな形式で欲しいか)
- LLMに「これ作って」と投げる
- 結果を見る
- 「全然だめだ!ここ違う」と愚痴る
- LLMが修正する
- 繰り返し...
この成果の果てに「型」を作りまして。
やったのは 「目的をしっかり」「出口もしっかり」「妥協なき愚痴」 の3点。
図で見るとこんな感じらしいです。LLMが整理してくれました。
図で見る違い
【従来】
人間 ──書く──▶ プロンプト ──▶ LLM ──▶ 結果
│ │
└────────判断・修正◀────────┘
【LLMディレクション】
人間 ──目的設定──▶ LLM ──書く──▶ 成果物案
│ │
└────フィードバック◀────────┘
なんか短くなってる!愚痴ってるだけなのに。
で、最初作ろうとした企業の情報調査プログラムはいつの間にか
コンサルレベルの企業レポート輩出システム に化けました。
10分原価90円で、某大手コンサル水準のレポートが無限生成できます。
こわっw
社内の誰に見せてもレポート量に圧倒され「は?」と言って頂ける代物なので気分がいいです。
プロンプトを学び続ける気力も体力もないので。AIに任せた方が早かったよ、という話。
AIによってアウトプットの精度や解釈が違うのも面白かったです。
以後、初訪問の企業様の事前勉強はこれだな。
ビジネスサイドで「AI…?」という方のアプローチの一つになれば幸いです。
意外といけます。むしろこれで飯食える。
誰かの何かに繋がれば幸いです。






