Challenge #50: Preparing Survey Data ~調査データの準備~ – Alteryx Weekly Challenge

2019.05.08

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こんにちは。Alteryxサポートエンジニアとして勉強中のスズです。

Alteryx Communityで公開されているWeekly Challengeに挑戦するシリーズ。今回は調査データの準備に挑戦します。

動作環境

当エントリの執筆には、以下の環境を利用しています。

  • Windows 10 Pro
  • Alteryx Designer 2019.1.6.58192 英語版

Challenge #50: Preparing Survey Data

お題

今回挑戦するお題はこちら。

Input側には2つのデータがあります。1つ目のデータはこちら。

2つ目ののデータの「Column」列は、1つ目のデータの列に対応しています。

Output側のデータはこちら。Input側の1つ目のデータの「F38」列のデータを取り出し、列名の「Please tell us about...」は2つ目のデータから取り出します。

ワークフローの全体図

今回作成するワークフローはこちら。

以下に分けてワークフローを紹介していきます。

  1. データの準備
  2. 列名の準備
  3. データと列名の結合

データの準備

Input側の1つ目のデータにRecord IDツールでIDを割り当てて、TransposeツールでIDをキーにしてデータを縦持ちに変換します。

「Name」列には元の列の名前、「Value」列にはデータがあります。

Formulaツールを使用して、「Name」列から「F」を取り除きます。

Filterツールを使用して、データを2つに分けます。1つは「Name」列が「38」のデータ。

「Name」列が「38」のデータは、RegExツールを使用して初めの1つの数字と後の2つの数字に分けて出力します。

今度はFilterツールで分けた「Name」列が「38」以外のデータの処理を行います。

Filterツールで「Name」列が「1」「2」「3」のいずれかのデータに絞り込み、Cross TabツールでIDをキーにデータを横持ちに変換します。

準備した2つのデータをJoinツールで結合します。あわせて不要な列の削除と列名の修正を行います。

Sampleツールで1番上の行を削除します。これでデータの準備ができました。

列名の準備

Input側の2つ目のデータにFilterツールで「Columns」列が「38」のデータのみ残し、Selectツールで「Text」列のみ残したデータを用意します。

前項の途中にあるJoinツールのデータをSampleツールに接続し、1番上の行のみ残したデータを用意します。

Joinツールを使用して、2つのデータを位置で結合します。

結合したデータは以下のようになっています。

Dynamic Renameツールを使用して、データを列名にします。

これで列名の準備ができました。

データと列名のユニオン

データと列名をUnionツールで結合します。

結果を確認して完成です。

最後に

今回はChallenge #50: Preparing Survey Dataに挑戦しました。

サンプルワークフローのご案内

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