[小ネタ]Alteryxのワークフローの表示まわりの小ネタ3選

この記事は公開されてから1年以上経過しています。情報が古い可能性がありますので、ご注意ください。

こんにちは、小澤です。

Alteryxでワークフローを作成する際に動作には直接影響するわけではないけど、なんとなーく見た目にこだわってツールの配置やコネクションの重なり方なんかを意識したりする方もいる(え?いない)かと思います。

今回はそんな小ネタを3つほど紹介したいと思います。

コネクションの形を変える

さて、まずはコネクションの形を変えるという内容です。 これは一体どういうことなのでしょうか?

私がよく画像として貼り付けるワークフローのコネクションは以下のようにカクカクしています。

多くの方の環境では、以下のようにこのコネクションがマルッとしてる状態なのではないかと思われます。

これ、聞かれることが結構よくあるのですが、実はこのコネクションの形は実は設定で変えられます。

Options > User Settings > Edit User Settings

と選択すると、以下のような画面が表示されます。

この画面で、Canvasタブを選択して、 Connection Settings > Type で3種類の中から形を選択できます。

「Auto Route Bezier」はマルッとしたもの、「Auto Route Prependicular」がカクカクしたものです。 もう1つある、「Straight」を選択すると、以下のように曲がることなく直線で結ばれます。

コネクションを表示しない

続いては、そもそもコネクションを表示させなくする方法です。

こんなことできて何に使うんだ?と思われる方も多いかと思いますが、何やら色々繋がっていてワークフローがごちゃごちゃしてる時に一部を非表示にしてやるなどすると、見通しがよくなります。 公式のマクロなんかだと、インターフェースツールのコネクションを非表示にしているようです。

コネクションを非表示にする方法は2つあります。

1つ目はコネクションを選択した状態で 右クリック > Make Connection Wireless を選択します。

これで特定のコネクション1つを非表示にできます。

2つ目はツールを選択した状態で 右クリック > Make Incomming/Outgoing Connections Wireless を選択します。 この方法では、それぞれツールの入力/出力のコネクション全てを非表示にできます。

コネクションを再び表示させる際は選択できる対象がツールしかないので、 ツールを右クリック > Make Incomming/Outgoing Connections Wired を選択してください。

なお、非表示になっているコネクションはツールを選択した際に薄く表示されますが、これを選択することはできません。

ワークフローの流れを縦にする

ワークフローを作る際は左から右に流れてくように作成していく、というイメージかもしれません。

Alteryx関連の情報をみてると出てくることがあるのですが、上から下に流すようなワークフローを見かけることがあります。

これも双方変更可能です。

ツールを何も選択していない状態で、左側設定のCanvasタブを選択します。 Canvas Options > Layout Directionにて、Horizontalを選択すると左から右へ、Varticalを選択すると上から下への流れになります。

どちらにするかは好みの問題でもありますが、よくある16:9や16:10サイズの横長ディスプレイだとHorizontalの方が画面上に表示できるものが多くなりますが、長いワークフローだとVarticalで縦スクロールにしちゃった方が楽、などの考え方が可能かと思います。

おわりに

今回は、ワークフローの表示スタイルに関して設定可能な3つのものを紹介しました。 実際のワークフローでどのようにするかは好みの問題ではありますが、せっかくなので色々試してお気に入りの形式を見つけてみるといいのではないでしょうか。

Alteryxの導入なら、クラスメソッドにおまかせください

日本初のAlteryxビジネスパートナーであるクラスメソッドが、Alteryxの導入から活用方法までサポートします。14日間の無料トライアルも実施中ですので、お気軽にご相談ください。

alteryx_960x400