[Alteryx]指定フォルダ内の最新ファイルを読み込む

上記のような毎月生成されるファイルをAlteryxで読み込む際、最新版を取得するためだけに都度Input Dataツールの設定を変更するのは手間がかかりますしリスクもあります。

というわけで今回は月次や週次など一定の周期で生成されるファイルに対し、最新ファイルだけを取得してAlteryxにインプットするワークフローをご紹介します。

ワークフロー全体像

ワークフローの全体像は以下の通りです。

  • Directory Tool(ディレクトリツール)
  • Formula Tool(フォーミュラツール)
  • Sort Tool(並べ替えツール)
  • Sample Tool(サンプルツール)
  • Dynamic Input Tool(動的入力ツール)

以下ディレクトリより最新版の「月次_201902.xlsx」を取得し、翌月以降により新しいファイルが生成されたとしても常に最新版を読み込むようにすることがゴールです。

Directory Tool(ディレクトリツール)

Directory Toolを使い、指定したディレクトリ内に存在するファイルのリストを名称や作成日などの関連情報とともに取得します。「月次報告書」ディレクトリを指定し、*月次*と指定して「月次」という名称を含むファイル名だけを取得するように設定します。

実行すると、以下のようにフルパスや作成日などの情報が取得できました。

Formula Tool(フォーミュラツール)

AlteryxでExcelファイルを読み込む場合にはシートを指定する必要があるため、Formula Toolでのシート名追加の処理が必須となります。Excel形式以外のファイルを読み込む場合はこの処理はスキップして構いません。

Directory Toolで取得した[FullPath]にシート名を足す処理を以下のように記述します。

[FullPath]+'|||任意のシート名$'

Sort Tool(並べ替えツール)

Sort Toolを使って作成日の降順にファイルリストを並べ替えます。今回は作成日(CreationTime)を使っていますが、ファイル名に日付が含まれているのでファイル名の降順にしても有効に動作します。数字が含まれるファイル名をソートする場合は、[Use Dictionary Order]にチェックを入れて辞書順ソートを有効にしておきましょう。

Sample Tool(サンプルツール)

前項のSort Toolでファイルリストが作成日の降順で並べ替えられたので、一番上の1件を選択する処理をSample Toolで行います。

Dynamic Input Tool(動的入力ツール)

最後はDynamic Input Toolです。前項で選択した最新の作成日のファイルを読み込ませるため以下の通りに設定します。

  • [Input Data Source Template]:テンプレートとなるインプットファイルを指定します。
  • [Read a List of Data Sources]:[Field]にFullPathを指定し、[Action]にChange Entire File Pathを指定します。

実行すると「月次_201902.xlsx」が取得されました。

以下のように、より新しいファイル「月次_201903.xlsx」が生成されたとしても…

きちんと最新版を取得してくれています。

おわりに

最新版のファイルのみを取得するワークフローをご紹介しました。ワークフロー作成のお役に立てば幸いです。

参考資料

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