Tableau 2018.3 新機能紹介:移動アクション #tableau

2018.09.03

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先日2018/07/31にTableau v2018.2が正式リリースされましたが、このリリースに続く形で次のバージョンである「v2018.3」についてもベータ版の情報が展開され始めています。

v2018.2の新機能紹介を始めたばかりでまだかなり気が早い気もしますが、v2018.3についても非常に興味深い内容が待ち構えているようなのでベータ版ではありますがどのような内容なのか見てみたいと思います。

当エントリで紹介する内容は2018/09/03時点でのベータ版の内容であるため、正式リリースの際には内容や情報が変更となっている可能性がありますのでご了承ください。

当エントリでご紹介するv2018.3の新機能は「移動アクション」です。

新しいアクションタイプ「シートに移動」が追加されました

では早速機能を確認してみましょう。何の変哲も無い、任意のビューから他のビューの内容を表示する内容を作成してみました。このツールチップに表示したビューを、表示させるだけでなく実際にそのビューに移動して何かしたい、というケースがあったとします。今回紹介する機能ではその橋渡しをするアクションを用意する事が出来ます。

メニューから[アクション]を選択。

[アクションの追加]から[シートに移動]を選択。

設定ダイアログが表示され、移動元のシート/アクション実行設定/移動先のシートの情報を設定出来るようになります。

[OK]押下で設定完了。

実際に挙動を確認してみます。上記設定内容では、マウスオーバーしただけだとビューを表示するだけですが、

要素をクリックしてメニュー展開させると、以下の様に遷移リンクが表示されるようになりました。

リンクをクリックすると所定のビューに遷移します。

まとめ

というわけで、Tableau 2018.3の新機能「移動アクション」のご紹介でした。

直近(v2018.2〜v2018.3)の新機能では画面遷移系のものが幾つか展開されていますが、今回紹介した「移動アクション」もこの中に含まれるものとなります。使い所を見極めて効果的に活用していきたいところですね。