【新機能】Amazon Aurora with PostgreSQLがマイナーバージョン9.6.6をサポートしました

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はじめに

地味なアップデートも拾っていくぞのコーナー。今回ご紹介するのはこちら。

Amazon Aurora with PostgreSQLの対応バージョンがアップデートされ、マイナーバージョンアップデートである9.6.6をサポートするようになりました。PostgreSQL 9.6.6のリリースノートは以下。

日本語ではSRA OSS社の以下のドキュメントが詳しいです。

3つのSecurity Issuesに対するfixが含まれていますので、早めのアップグレードが望ましいです。

  • CVE-2017-12172: Start scripts permit database administrator to modify root-owned files
  • CVE-2017-15098: Memory disclosure in JSON functions
  • CVE-2017-15099: INSERT ... ON CONFLICT DO UPDATE fails to enforce SELECT privileges

確認

RDSのインスタンス起動画面でAuroraを選択、エディションはPostgreSQL対応を選択します。

[DB 詳細の指定]画面で、[DB エンジンのバージョン]欄に、[Amazon PostgreSQL (compatible with PostgreSQL 9.6.6)]が表示されるようになっています。

実際にDBのマイナーバージョンをアップデートする際の手順はRDSのユーザーガイドのうち「Amazon Aurora PostgreSQL データベースエンジンの更新」に記載されています。

さいごに

バグフィックスをいくつか含んでいますので、可能であればアップデートをしておいたほうが安心かと思いますが、アップデート前には必ず動作試験をしておきましょう。