[アップデート]EC2のm5a, r5aインスタンスで休止ができるようになりました!

EC2のM5aとR5aインスタンスで、休止(ハイバネーション)が行えるようになりました!
2020.08.30

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EC2のM5aとR5aインスタンスで、休止(ハイバネーション)が行えるようになりました!

今までは以下のインスタンスファミリーでのみ、インスタンスの休止をサポートしていました。

  • C3、C4、C5、M3、M4、M5、R3、R4、R5、および T2

このインスタンスタイプに、新しくM5aとR5aが追加されました!

試してみた

AMIの選択

AMIに Amazon Linux 2 (ami-0cc75a8978fbbc969) を選択します。

インスタンスタイプの選択

今回インスタンスの休止をサポートした、 m5a.large を選択します。

インスタンスの設定

休止に対応したAMIとインスタンスタイプを選択すると、停止-休止動作のチェックボックスが追加されるため、それにチェックします。

ストレージの追加

休止機能を利用するには、ルートボリュームが暗号化されている必要があります。

ボリュームをデフォルトの非暗号化状態のままにすると、次のキャプチャーのように、警告メッセージが表示されます。

また、休止の前提条件として、ルートボリュームがRAMの内容等が保存可能な容量である必要があります。そのため、ルートボリュームのサイズをRAMよりはある程度大きいサイズにしておきます。

残りのステップはいつもどおりEC2を作成します。

休止(ハイバネーション)の実行

休止を有効にして起動したインスタンスの状態を確認すると、「停止 - 休止」が選択できるようになっています。

休止(ハイバネーション)からの再開

休止したインスタンスを再開するには、インスタンスの状態で「再開」を選択して、再開することができます。

終わりに

m5やr5インスタンスよりちょっとお安く使えるm5aとr5aでも休止(ハイバネーション)機能が使えるようになったことで、インスタンスタイプの選択の幅が広がったと思います。

参考