DragonDiskによるS3同期(アップロード)

2015.11.13

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渡辺です。

S3アップロード(同期)を行うGUIクライアントは色々とありますが、DragonDiskを使ってみたので使い方をご紹介します。 DragonDiskはWindows, Mac, Linuxと様々なOSに対応していますが、今回はWindows7で試してみました。

インストール

公式サイトからパッケージをダウンロードして、インストーラを起動してインストールしてください。 特に難しい所はないので詳細は割愛します。

DragonDisk_1_05

DtagonDiskを起動するとこのような画面が表示されます。 昔懐かし2ペインのGUIで、左右にローカルディレクトリやS3のオブジェクトを表示するインターフェイスですね。

AWSアカウントの設定

DragonDiskはS3以外のも様々なストレージに対応しているようですが、今回はS3をターゲットとしているため、AWSのアカウント設定を行います。 FileメニューからAccountsを選択し、Newボタンでアカウントを追加します。

Accounts2

Account

Account NameとCommentは適当な名前で構いません。 ここではAccount Nameに「aws-s3」、Commentは空欄としました。 Access keyとSecret keyにはS3へのアクセス権を持ったIAMユーザのアクセスキー/シークレットキーを設定します。 セキュリティ的にリスクが多い為、Admin権限を持ったキーは設定しないように注意してください。

アカウントが設定されると、左右のプルダウンメニューからS3のバケットが選択できるようになります。 エラーが表示されている場合は、アクセスキー/シークレットキーと権限を確認してください。

s3

同期ジョブの設定

フォルダ毎同期を行いたい場合は、SynchronizationメニューのManage Sync Jobs...を開き、同期ジョブを登録します。

Manage_Sync_Jobs

Synchronization_job

Nameには適当な名前をつけてください。 Source folderには同期元のディレクトリを設定します(例えば、ローカルのtestディレクトリ)。 Target folderにはS3 Bucketを指定します。 他にもオプションはありますので、必要に応じて確認してください。

同期ジョブの実行

同期ジョブを実行するには、Synchronizationメニューからジョブ名をクリックします。 DragonDisk_1_05_sync

まとめ

DragonDiskでは、懐かしさも覚える2ペインのインターフェイスで、直感的にファイル操作をできました。 無償で利用できるので、試しに使ってみてください。