未来都市、深セン(中国)にいってきた(ハードウェア天国編)

2019.03.15

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モバイルアプリケーションサービス部のアンディです。 先日中国深センに行ったのですが、PCパーツ全盛期の秋葉原(いやもっと昔か?)の匂いがプンプンだったので、少しハードウェア周りについてレポートしたいと思います。

ちなみに自分の趣味

人に話すとめっちゃ意外と言われるのですが、実はパソコン自作が趣味なのです(正確には子供が産まれるまで・・・) 昔から好きで、恐らく20台は作ったと思います。 一番、高額だったのは、50万円かけて作ったHTPCです。いわゆるホームシアターPCってやつです。 とにかくノイズとの戦いで、マザーボードのコンデンサをOSコンに変えたり、ケースに銅板付けたり、Celeronを周波数を下げて使ったりしてました。 WinDVDが動くギリギリまで周波数を下げ(ry

華強北(ファーチャンペイ)電気街

深センの華強北駅を降りると、ドーンと大通りがあるのですが、その両サイドにこれでもかと通信機器、ドローン、ロボット、謎のパーツを売ってるお店が並んでいます。 延々と同じ光景が何キロも続くさまは、コピペで作った安いMMORPGを連想させます。

このドローンは、世界シェア1位を誇るドローン業界のパイオニアDJIさんのモノなんですが、プロ向けともなると「自己発熱型フライトバッテリーにより、海抜2,500~5,000m上空や気温-20℃での飛行も可能」という、とんでもない性能を誇ります。 実際に店先で200m上空から空撮するデモ見せてもらったのですが、ピターーーっと止まって画像が全くブレない!運動会の動画はドローンで撮りたいなと思いました(30万円)

こちら「华强电子世界(Electric Market)」です。電子部品バイヤー達がこれでもかと店を出している電脳ビルです。 要するに秋葉原のラジ館のでっかいやつです(語彙力 見てるだけでワクワクします。ASUSのグラボが安かったので思わず買いそうになりました。

ハードウェア天国

深センは「ハードウェアのシリコンバレー」などと呼ばれ、ハードウェアスタートアップがこぞって集まる街です。製造サプライチェーンが優れており、日本では1年以上かかるものが3ヶ月で作れると言われています(品質は置いといて)ソフトウェアスタートアップのスピード感に負けないスピードが深センでは出せるのです。

実際、華強北(ファーチャンペイ)ではハードウェア好きの人たちがワクワクする要素が詰まっていたし、雑ながらも面白い商品が溢れかえっていました。ものすごいスピードで作っては壊し・・・作っては壊し・・・そういう空気の中で新しいモノは産まれるんだと強く感じました。