【ハンズオン】サーバのソフトウェア構成を可視化しよう!SystemsManager & QuickSightハンズオン #AWSSummit

サーバのソフトウェア構成をQuickSightで可視化しよう!AWSのサービスを組み合わせることで、簡単に可視化できます。
2020.09.11

この記事は公開されてから1年以上経過しています。情報が古い可能性がありますので、ご注意ください。

2020/09/08〜30で開催されている、AWS Summit Onlineに自宅から参加しています。

AWS Summitでは、セルフペースハンズオンという動画と手順書を見ながら手を動かしてAWSの構築を学べるコンテンツがあります。

その中の「サーバのソフトウェア構成を可視化しよう!SystemsManager & QuickSightハンズオン」をやってみたので、所感を共有します。

動画&資料

ハンズオンの手順は、動画とハンズオン資料にとてもわかりやすくまとめられています。 ぜひオリジナルの動画も御覧ください。

ハンズオンをやった結果得られるもの

このハンズオンを実施することで、EC2のインベントリ情報をS3に集約し、QuickSightを利用してデータ分析できます。

こんな風に全サーバーのパッケージのアーキテクチャの比率を集計したり、特定パッケージの特定バージョンのソフトウェアがいくつ導入されているかを一覧にしたりして可視化できます。

また、どの情報をどういった形(折れ線グラフ、円グラフ、棒グラフ)で可視化したいかは、QuickSightを利用して自由にレイアウトすることが可能です。

ハンズオンの概要

会社によって呼び方はさまざま、粒度もさまざまではありますが、 台帳のようなものを用意してシステムのソフトウェア構成情報を管理する。 といったことはよくあるシチュエーションだと思います。

このハンズオンでは、主にサーバー単位のソフトウェア構成情報について焦点をあてます。

システム構成情報を効果的に利用するには正確な情報をタイムリーに収集でき、 導入負荷や運用負荷が低いことが必要です。

そこで、今回のハンズオンを実施することで、AWSのサービスを活用すれば、 システム構成情報をタイムリーに収集でき、低い負荷で活用できる仕組みが作れる。 と、いうことが体験できます。

流れとしては Systems Manager を利用して各インスタンスの情報を Systems Manager Inventory(SSM Inventory) にまとめます。 SSM Inventoryの情報を S3 Bucket に集約し、それを Quick Sight を使って可視化する。といった感じです。

このハンズオンではシンプルに同一アカウントで実施していきますが、次の図で表しているようにマルチアカウントの環境のサーバー情報やオンプレミスデータセンターのサーバーの情報も集約し、可視化できます。

ハンズオンでやること

ハンズオンでは手順書に沿って次の作業をやっていきます。

ハンズオン手順に画面のスクリーンショットがたくさん記載されていてわかりやすいので、ぜひ公開されているハンズオン手順書を御覧ください。

  1. 環境準備
    1. IAMロールの作成
    2. 管理対象EC2インスタンスの作成
  2. インベントリ情報の収集
    1. インベントリの有効化
    2. リソースデータの同期
  3. 収集した情報の可視化
    1. Amazon QuickSightの有効化

まとめ

AWSサービスを使ったソフトウェア構成情報の管理は、 Systems Managerを利用することでタイムリーな情報収集と低い運用負荷で実現できることがわかりました。

ハンズオンで実際に手を動かしてソフトウェア構成情報の収集と可視化を実装することで、より実感を持って理解できると思います。

ぜひ一度ハンズオンをお試しください。