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コンニチハ、千葉です。
Kubernetes上にJupyterHubをデプロイしました。
https://dev.classmethod.jp/etc/jupyterhub-deploy-on-k8s/
今回、この環境のデフォルトUIを、JupyterLabに変更してみます。JupyterLabとは従来のインターフェイースに変わる新しいUIです。
やってみた
まず、現在のUIです。これは、従来のUIになります。
変更方法は簡単です。JupyterHub環境デプロイ時に指定するconfig.yamlを修正します。 具体的には、以下の内容を追加します。
singleuser:
defaultUrl: "/lab"
hub:
extraConfig:
jupyterlab: |
c.Spawner.cmd = ['jupyter-labhub']
以上です。超簡単ですね。では、この設定にて再度、JupyterHubのデプロイコマンドを実行します。
$ RELEASE=jhub
$ NAMESPACE=jhub
$ helm upgrade --install $RELEASE jupyterhub/jupyterhub \
--namespace $NAMESPACE \
--version=0.8.2 \
--values config.yaml
では、ログインして確認してみましょう。反映させるためには今起動しているコンテナを再起動させる必要があったので、一度自分のコンテナを停止させてみました。
再度ログインすると、JupyterLabのUIに変わっていることが確認できました。
簡単に変更できました。
最後に
UIの変更は、yamlを定義するだけで対応できました。とても簡単でした。Kubernetesのエコシステムは、かなーり便利ですね。
参考
https://zero-to-jupyterhub.readthedocs.io/en/latest/user-environment.html#use-jupyterlab-by-default