[Salesforce]Winter ’20のアップデートで項目の「使用場所」が分かるようになりました

2019.11.20

この記事は公開されてから1年以上経過しています。情報が古い可能性がありますので、ご注意ください。

はじめに

 こんにちは、福岡オフィス所属、IT推進室の井手です。Salesforce年3回のアップデートの1つWinterが先日本番リリースされました。その中でも個人的に嬉しかった追加機能「カスタム項目の使用場所を表示する機能」が正式リリースされたので紹介します。

項目の参照の確認とそれを使用したレポートの検索 (正式リリース)

項目の使用場所を表示する機能とは?

 この機能、(名前そのままの機能なのですが)各項目がどこで使われているかを表示する機能です。つまり、項目に変更を加えた時の影響範囲を事前に確認する事ができる機能です。各オブジェクトの項目詳細の「使用場所」をクリックすると開く事ができます。

今まで

 今までは、項目を削除したい時、項目の仕様として数式やApexに使用している場合削除自体できませんでしたが、レイアウトやレポートに使用している場合削除出来てしまうので、削除前に影響範囲を調査しますが、良い方法が無く困難でした。(開発者はAPIで調査する等は可能な部分もありました)その場合、目検での確認を行うと思いますが相当大変だったと思います。

今後

 今後は、システム管理者の方は項目に変更を加える時まずこちらで確認するのがスタンダードになるのでは?と思います。

例)レポートタイプでは使用していますが、他の使用はないようです。削除しても良さそうですね。

さいごに

 恐らく長らく要望があった機能だと思いますが、かゆい所に手が届く最高のUpdateだと思います。今後もこういうUpdateが増えるのを期待したいです。