仕事中散歩もできる?とあるDA部プロジェクトリーダー一日の働き方を紹介します

2021.10.04

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データアナリティクス事業本部ビジネスソリューション部@札幌の佐藤です。
COVID-19により環境が大きく変わってきて、私もCOVID-19から働き方がかなり変わりました。
自身の今の働き方、また採用活動の一環としても今の私の働き方を表現したく今回ブログとして記載したいと思います。

一日

以下はある日の勤務の内容です。
私はプロジェクトリーダーのロールとなるので、会議が比較的多いかなと思います。
1週間である程度の波があるため、会議がない曜日もありその日は比較的自分の作業ができるような形です。

8:00 勤務開始
8:30 実装レビュー対応
10:00 要件定義対応
10:30 会議準備
11:00 お客様との会議
12:00 昼食
13:00 PM/PL進捗会議
14:00 勉強会参加
15:00 プロジェクト会議
16:00 ブログ作成
17:00 退勤

仕事

私の仕事

私のロールはプロジェクトリーダーです。
主な業務としては主にプロジェクト全体の進捗管理と、お客様との折衝、納品などがメインタスクです。
また、要件定義など上流工程を行うこともメインでやっています。

お客様や内部との方針検討や進捗などの会議を実施するため、会議準備などのタスクもあります。
進捗管理は主にBacklogなどのプロジェクト管理ツールを主に利用しており、お客様や内部との進捗確認・報告で利用しています。
要件定義の内容についてもBacklogのwikiを利用することが多いです。

基本的に開発やテストなどを行うことがありませんが、私はもともとエンジニアであるため、エンジニアの側面から状況確認をしたり、どのようにアーキテクチャを構築するのかというような話もよくやっています。


一週間での会議回数・1回での時間についてはケースバイケースとなりますが、現状自分の作業に集中できる曜日がありますので、その中でその他の作業を実施しているという状況となります。

1日の中で実装レビューもやっているのは、エンジニアとしての側面も残したいという要望もあるためです。
このような自分のキャリアについて要望も柔軟に受け入れてくれるのかなと思います。

コミュニケーション

私が担当している案件は、5人程度の小さなプロジェクトがメインとなります。
私が北海道在住ということもありますが、メンバーとは全てオンライン上でコミュニケーションをとっています。

これは昨今の状況のためではなく、もともと各拠点ごとにオフィスが存在している点や、在宅勤務というオフィスがない地域でも働けるという、この会社の特性によるものです。

オンラインであることでのコミュニケーションの大変さというものは少なからず存在します。

対面で話せないため、細かなニュアンスが伝わりにくかったり、チーム立ち上げ時の混沌としている状態でどのように一体感を持たせるのか、飲食ができないためメンバー間での円滑なコミュニケーションをいかに取っていくか、など。

私は混沌期はコミュニケーション量をとにかく増やすというのと、何を言ってもいいという環境づくりを意図的に行うなどでその溝を埋められないか試行錯誤している状態になります。

遭遇する様々な課題も気軽に相談できる

私はこのロールになって日が浅く、日々発生する問題への対応の中でどのように判断したらよいのか、ここからどういう風に進めていくのが最善なのか分からなくなる場合が多いです。

直近では以下のような問題に遭遇していました。

  • お客様に対してAWSトレーニングをどうのように行うべきか
  • スケジュールが遅延し始めたときにどのように人員を効率よく回すのがベストなのか

ビジネスソリューション部では、毎週プロジェクトマネージャやプロジェクトリーダーで定例会議を行っており、その中で気軽に相談できます。
定例会議以外でも気軽にほかのプロジェクトマネージャやプロジェクトリーダーと相談できるため、1時間程度時間をもらって相談させてもらうことも多いです。

また私は別途プロジェクト日報を書かせてもらっており、その中でアラートや懸念事項、悩んでいるところなどを以下のような形で記載し、密にコミュニケーションをとっています。

日報フォーマット

## ■アラート
### プロジェクトA
特にありません

## ■懸念
### プロジェクトA
 - データ移行がdueまでに間に合わない
  報告事項を記載

## ■進捗
### プロジェクトA
 - プロジェクト管理
  プロジェクトリーダーとして対応した内容を記載
 - 開発
  細かい状況を記載

## ■その他
### プロジェクトA
 - 困っていること
 普段作業していてこういうところが困っているんですという相談を記載

ブログは仕事中に書いていい

この会社にいる限り永遠と聞かれる話となりますが、業務時間中にブログを書いてもいいです。
むしろひとつの業務として推奨されているものになります。

ブログのネタについてはうちのチームでは、毎週雑に相談できる場もあるという点や、入社時にメンターがついてくれるので気軽に相談できるかなと思います。

各時間については各々作業の合間に確保したり、技術調査の結果としてブログに書いている人もいます。

私は週末の業務の空いている時間に書いているケースが多いです。
平日の進捗が中途半端なら、土日にも色々調べることができるので熱量が高いうちにやってしまうことが多いと思います。

入社してからの立ち上がりイメージ

私はもともとエンジニアとして入社し、プロジェクトリーダーとなった経緯があります。
入社後、数件プロジェクトを経験させていただいたのち、プロジェクトリーダーのロールに就いたかたちです。

クラスメソッドのイメージとしてはAWSというのが強く、私も前職でAWS経験があったのですが前職と比較しレベルが高かったというように感じます。
そのため最初の立ち上がりとしては、プロジェクトで利用しているAWS機能から、改めてAWSを理解していく形となっていったように記憶しています。

入社した際にある程度は理解しておくに越したことはありませんが、私が経験したプロジェクトのアーキテクチャを担当していた方も親切にナレッジを共有していただいたので、立ち上がりとしては苦労しませんでした。
また会社のSlackチャンネルでもAWSについて質問すると部署かかわらず回答をしてもらえるため、分からないことは有識者に聞きながら知識を深めることも可能です

現在、プロジェクトリーダーになってからも、AWSなどのクラウドサービスなどについてはアサインされたアーキテクチャ担当の方に聞きながら、お互いに足りないところを補いながら推進しているような状況です。

自由に働けるという利点

もともとクラスメソッドはリモートワーク可能であり、いわゆる小1の壁に対する回答として私はCOVID-19前に入社しました。
最初は子供が長期休みの場合にのみリモートワークを行っておりましたが、現在は9割リモートワーク、残り1割で出社という生活をしています。

我が家は夫婦共働きであり、妻はリモートワークできない状態ですので、また、うちの会社はフレックスタイム制のため、夕食準備や家族との夕食の時間を優先するため早く仕事をはじめ早く退勤するようにしています。
(現在はコアタイムなしのフレックスタイムですが、以前は11:00-15:00のコアタイム制のフレックスでした)

また、リモートワーカーが増えたことでなかなか外に出なくなってしまった人もいたため、散歩などの気晴らしについても業務中でも自由に実施して問題ないという形になっています。
私は夕方犬の散歩に行ったりしています。


5月から飼い始めた犬

プロジェクトリーダー職でも残業時間が少ない

あらかじめ書いておくと、残業0ではありません。
プロジェクトの山に差し掛かった時などです。

残業自体は大体10時間程度はあると思います。私以外のPM・PL層も大体この程度だと思います。
その場合は、私の場合18時まで残業したり、離席をして夕食後に再開することが多いです。

今までの経験上、こんなに残業時間が少ないことに逆に違和感がありましたが、メンバーの技術力に裏付けされたものなのかと思います。

リモートワークでのコミュニケーション

私はオフィスまで1時間半程度かかるため、リモートワークをすることで通勤の時間が無くなったためできるようになりました。

ただオフィスへの出勤がNGになっているわけではなく、社員同士の雑談の重要性も理解しているという背景もあり、現在の状況を判断しながら出社もできるという状況です。

コミュニケーションについては、Slackでの文章コミュニケーション、Gatherなどでの口頭のコミュニケーションなど、一般的な企業でもやられているようなことだと思います。
(Slackを用いた文章でのコミュニケーションは、フランクすぎて入社時にかなり度肝抜かれましたが……)

リモートワークを実施すると物理的に一人で作業していることになります。
今まではオフィスで人がいる中で作業をしていたため、急に寂寥感を感じることも少なくないです。

私のチームではコミュニケーションをもっととって、信頼感や理解をしていこうという意図で定期的に雑談をすることを必須としています。
これによって、今まで話したことがない人と話して、共通点や仕事で困っていることなどを話したりできています。

また、Gatherなどで疑似オフィスを作ることによって、コミュニケーション重視で楽しく仕事をするということを意識しているように思います。

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Slackでは様々な趣味のチャンネルが存在しており、共通の趣味を持つ人が集まっています。
私はキャンプとウマ娘のチャンネルで天井した話を書いたりしています。


データアナリティクス事業本部で働いているということ

もともと前職からビッグデータ解析用のデータレイク基盤を作成していたという出自もあり、データアナリティクス事業本部の方針に合致しているため働いています。

サーバーレス構成でのデータレイク基盤の構築など、今まで経験したことがない考え方に遭遇して、確かに今はこういう構成のほうが費用対効果もあるよなという発見をしたり、面白味があります。

コミュニケーションなど特にCOVID-19下の昨今、コミュニケーションの重要性に対してきちんと向き合っているという点もあり、施策がうまくいっていることいっていないことありますが、その試行錯誤感は、働いていて面白いかなと思います。

今後ずっと、データアナリティクス事業本部なのかという点については現状分かりませんが、この会社では他部署への転籍もでき、ハードルも低いため、節目で自身のキャリアを振り返ったときに別の部署のほうがよいとなれば、異動もできるし、また帰ってくることもできる。
そういう自由さがこの会社の良いところなのかなと感じています。

さいごに

クラスメソッドは現在事業拡大中という状況で、一緒に働いていただける方を探しています。
私の記事でもし面白そうだなと感じた方がいましたら、会社説明会へのご参加や採用へのご応募などお願いいたします。
また、話を聞いてみたいという方向けにカジュアル面談というものもありますので、少しでも興味を持たれた方はぜひご連絡いただければと思います。