クラウド活用ノススメ

2011.07.14

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こんにちは。松岡です。

今日は「クラウド(AWS:AmazonWebServices)」について。 巷ではクラウドという言葉があちこちで聞かれるようになりました。最近は新聞やテレビCMでも見たり聞いたりする言葉ですね。

クラウドは、いろいろな定義がありますが、私なりの解釈で簡単に言うと、電気、ガス、水道のようにサーバ環境を利用した分だけ料金を支払う仕組みです。 また、最大の特色として利用環境が柔軟に変更できる事が最大の魅力だと思います。

クラウドのメリットを最大限に享受できるひとつの例として通販サイトを例に挙げます。 何かの商品がマスコミで紹介され、サイトへのアクセスが殺到。サーバスペックを越えたアクセスにより重くなったり、場合によってはダウンし、せっかくの商機を逃してしまう。 今までは最大量を鑑みてサーバスペックを考慮し、ハードを購入したり、レンタルサーバーでの契約スペックを決定し、イニシャルコストも相当掛かかる。 そして、それを超えると「指をくわえてみているだけ」という状況だったと思います。

その点、AWSではサーバーのスケーリングが自在にできます。 アクセスや処理量が一時的に増えたとします。こうした場合、設定によってはサーバーを自動的に増強(インスタンス立ち上げ)してくれるのです。 そして減少に応じて縮小する。利用した分だけ費用を払う。これは画期的なのではないでしょうか。

もう一例。 先日、弊社で開発をご協力させて頂いたお客様のシステムがAWSを利用してリリースされております。

https://classmethod.jp/case/kensetsubukka/

ご紹介ページにもあるようにクラウド利用の決定ポイントとして、事業継続を挙げていらっしゃいます。 クラウドであれば、万が一の事があっても別のリージョン(場所)で再構築し、クラウド上にバックアップしておいたデータをリストアすることで業務が素早く再開できる。 スペック増強のみならず、事業も素早く再開できる訳です。 昨今の震災の時にもありましたが、自社に設置しているサーバーが破損したら素早く元に戻せますか?データ破損のリスクはありませんか?データセンターの被災は大丈夫ですか?

以上のようにコスト面、ビジネス面においても 多くのメリットがあります。 今までレンタルサーバーやハウジングで運用されていたお客様からもクラウド移行したいというご相談を頂いております。 ご自分ではクラウド移行ができない、AWSの何を選択すれば良いか分からないなどお悩みでしたらお気軽にご連絡下さい。 弊社は、AWSソリューションプロバイダーです。

また、いままでご協力させて頂いたお客様の事例も間もなくいくつかご紹介できる準備も整って参りましたので、弊社事例をお見逃しなく!

https://classmethod.jp/cases

某業界でインパクトのあるお客様のクラウド活用事例が出るかも知れませんよ...お楽しみに!