Proxy経由でアクセスに便利なブラウザ拡張機能(Chrome/Firofox Extension)のご紹介

特定の通信のみProxy経由して通信したい際に便利なブラウザ拡張機能(Chrome/Firofox Extension)のFoxyProxyご紹介します。 社内のメンバーから聞かれたのブログにしました。(個別に説明するのが面倒になりました。)
2019.05.21

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こんにちは、コカコーラ大好きカジです。

特定の通信のみProxy経由して通信したい際に便利なブラウザ拡張機能(Chrome/Firofox Extension)のFoxyProxyご紹介します。

社内のメンバーから聞かれたのブログにしました。 (個別に説明するのが面倒になりました。)

前提条件

製品 ブラウザバージョン
Firefox 68.0.5
Chrome 74.0.3729.157

何ができるのか?

ブラウザでアクセスする際に、特定の宛先だけProxyサーバを経由して通信するように設定できます。 図にするとこんな感じです。

セットアップ手順

Chrome/Firefoxで手順はほとんど同じです。(一部違うところについては最後の部分をご参照ください。) まずブラウザ拡張機能をインストールします。 chrome ウェブストアで、Foxy Proxy Standard検索しインストールします。

ブラウザ側にアイコンができるので、クリックしてOptionをクリックします。

画面の上部にある「Proxy mode」プルダウンリストで「Use proxies based on their pre-defined patterns and priorities」を選択すると、これから設定するパターンに沿ってProxyサーバ経由で通信します。 その他として「Disable Foxy Proxy」にするとインストールする前の状態で動作します。 「Add proxy」でProxyサーバ設定を追加します。 Proxy設定後は、全ての通信を設定したProxyサーバ経由にすることも可能になります。

「Proxy Details」でProxyサーバの設定を行います。 設定が終わったら、「URL Pattterns」をクリックしてどの宛先の時にProxyサーバを経由するか設定します。

「Add new pattern」をクリックして通信したい宛先を設定します。 URLの後ろに「/*」を入れるとその宛先の複数Pathに対応します。

Firefoxでの差異について

パターン部分の設定はChromeと異なり、Firefoxのプラグインはドメイン名やIPアドレスのみ入力で、「http://」や最後の「/*」が不要なのでご注意ください。

うまくできないときは?

Proxyサーバ設定が正しいのに、通信確認しうまくできていなければ、「URL pattern」の設定に誤りがあります。 また、「Proxy mode」を変更して切り分けしてみるのもおすすめです。 トライアンドエラーで設定してみてください。

特定通信のみProxyサーバ経由して通信したい場合に便利ツールのご紹介でした。

どなたかのお役に立てれば光栄です。