[新機能] Amazon Redshift Serverless がGAになりました!

2022.07.13

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データアナリティクス事業本部コンサルティングチームの石川です。先日、AWS Summit New York 2022にて、Amazon Redshift ServerlessのGA(Generally Available)が発表になりました。本日から東京リージョンでも利用可能です。

Redshift Serverless とは

これまでのRedshift (Provisioned Cluster)が持つ全て機能と接続性を備えたその名の通り、インスタンスを持たないサーバレスなRedshiftです。

Serverlessならではの使いやすさ

Amazon Redshiftクラスターをセットアップ、調整、管理することなく、データにアクセスして分析できます。

使用量に応じた支払い

Amazon RedshiftのSQLやパフォーマンス、レイクハウスアーキテクチャを使用して、データウェアハウス、データレイク、基幹データソース間でシームレスにクエリを実行します。

ほぼ全て機能と接続方式をサポート

SQLの様々な機能、パフォーマンス、レイクハウスアーキテクチャを使用して、データウェアハウス、データレイク、基幹データソース間でシームレスにクエリを実行します。

Redshift Serverlessの詳細については、こちらをご覧ください。

Public Previewからの変更点

スナップショットからの移行がサポートされました

パブリックアクセスが可能になりました

Serializable Isolationの仕様が異なります

最後に

個人的に、Redshift Serverlessは、Private Previewの段階からAWS様と連携して事前に技術検証やフィードバックさせていただいたサービスなので、「こんなに大きく立派になって。。。ううう」って、気持ちで今日を迎えました。

Redshift Serverlessは、クエリの特性やリクエスト数に応じて、RPU(Redshift Processing Unit)が、自動的にスケールアップ/スケールダウンするので、データアナリストやデータサイエンティストは、インフラのことを考えることなく、分析に注力できるようになります。今後、Redshiftと言えば、Redshift Serverlessが第一候補として利用されるようになるのではないかと考えています。

現在は、Redshift Serverlessは、90日間で$300までクレジットが提供されていますので、ぜひこの機会にRedshift Serverlessのパフォーマンスやフィジビリティを確認することをおすすめします。

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