Alteryx 2020.3 新機能:Snowflake Bulk Loader の内部ステージをサポートしました
こんにちは、スズです。
現地時間2020年9月1日にAlteryx 2020.3がリリースされました。当ブログでは以下のエントリでアップデートのまとめをお伝えしています。
今回は2020.3のアップデートの中から、Alteryx Designerの新機能、Snowflake Bulk Loader の内部ステージをサポートについてご紹介します。
前提条件
Alteryx Designerの環境
本エントリの執筆には以下の環境を使用しています。
- Windows 10 Pro
- Alteryx Designer 2020.3 Admin 日本語版
ODBCの設定
Alteryx DesignerからSnowflakeへの接続にはODBCを使用します。以下のドキュメントからWindows用のインストーラを入手しています。なお、今回はsnowflake64_odbc-2.21.8.msiを利用しています。
なお、Alteryxのヘルプを参照すると、ドライバは2.20.1をサポートしている旨が記載されております。今回は、2020年9月8日現在、Snowflakeのドキュメントからダウンロードできるドライバを使用しています。
Bulk write support is only available for in-database workflows, with support for the Snowflake driver 2.20.1.
Snowflake | Alteryx Help
ODBCには、User、Server、Database、Schema、Warehouse、Roleを設定しています。
内部ステージを使ってバルクロード
データ出力ツールを使って、データをSnowflakeにバルクロードを試してみます。データ出力ツールの接続先として、Snowflakeのバルクを選択します。
Snowflakeバルク接続の画面では、ユーザー、パスワードのほか、ステージングメソッドからユーザーステージ、テーブルステージ、内部名前付きステージのいずれかを選択します。内部名前付きステージを選択する場合は、事前にSnowflake側で名前付きステージを作成しておきます。
データの出力先になるテーブルを入力します。
データ出力ツールの設定画面を確認します。今回、テーブルは新しく作成しますので、出力オプションは新しいテーブルを作成するを設定しています。
ワークフローを実行、正常に完了しました。
Snowflakeを確認すると、指定したデータベースに新しくテーブルが作成されています。
テーブルを見てみると、データが出力されていることが確認できました。
さいごに
Alteryx Designer 2020.3の新機能、Snowflake Bulk Loader の内部ステージをサポートについてご紹介しました。