AlteryxのAnalytc Appで想定しないファイルが入力された場合にエラーにする

AlteryxのAnalytc Appで想定しないファイルが入力された場合にエラーにする

Clock Icon2019.08.08

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こんにちは。Alteryxサポートエンジニアとして勉強中のスズです。

ファイルを読み込んで使うAnalytic Appで、読み込むファイルを間違えたらエラーにしたいという場合には、Error Messageツールを使うことができます。

今回は、Error Messageツールを使って、読み込まれたファイルが違った場合にエラーにする、という方法をご紹介します。

Analytc Appで想定しないファイルが入力された場合にエラーにする

エラー条件とメッセージの設定

Input Dataツールでファイルを読み込み、Output Dataツールでファイルを出力するという簡単なワークフローをAnalyti Appにしたもので試してみます。Input Data/Output DataツールにはそれぞれFile Browseツールを接続し、Analytic Appを実行する際にファイルを選択できるように設定します。また、Input Dataツール側にあるFile Browseツールには、Error Messageツールを接続しています。

Error Messageツールの設定はこちら。Expressionにはエラーにする条件を、If Expression is true, display error messageにはエラー条件を満たした際に表示するメッセージを設定しています。
今回は、ファイル名に「Store」という文字列がない場合(!Contains([#1], "Store"))は、「Storeファイルを選択してください」というメッセージを出力するように設定しています。

Analytic Appを実行してみます。エラーの条件を満たさない(ファイル名に「Store」という文字列が含まれる)場合は、Analytic Appが実行されファイルが出力されました。

エラーの条件を満たした(ファイル名に「Store」という文字列が含まれない)場合は「Storeファイルを選択してください」のメッセージが表示されました。

Galleryでの動作

Alteryx Gallery上でAnalytic Appを実行した場合も、Error Messageの設定は適用されます。前項のワークフローからOutput Data側のFile Browseツールを削除したものを用意し、Gallery上でAnalytic Appの実行してみます。

Gallery上にあるAnalytic AppでRUNをクリックします。

エラーの条件を満たさない場合は、データの出力を確認できます。

エラーの条件を満たした場合は、「Storeファイルを選択してください」のメッセージが表示されています。

最後に

今回は、Analytic AppでError Messageツールを使って読み込まれたファイルが違った場合にエラーにする、という方法をご紹介しました。

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