Summarizeツールなしで Alteryx Weekly Challenge #88 ~購入した商品の組み合わせの数~

Summarizeツールなしで Alteryx Weekly Challenge #88 ~購入した商品の組み合わせの数~

Clock Icon2019.08.18

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こんにちは。Alteryx勉強中のスズです。

Alteryx Communityで公開されているWeekly Challengeに挑戦するシリーズ。

Challenge #88: Counting Combinations ~購入した商品の組み合わせの数の出力~ – Alteryx Weekly Challengeでは、Summarizeツールの「Concat」と「CountDistinct」を使用して解答を作成しましたが、他のツールを使うことでも同様の処理を行うことが可能です。今回はSummarizeツールを使用せずに解答を作成してみます。

動作環境

当エントリの執筆には、以下の環境を利用しています。

  • Windows 10 Pro
  • Alteryx Designer 2019.2.7.63499 英語版

Challenge #88: Counting Combinations

お題

以前のエントリと重複しますが、お題を紹介します。

Input側のデータはこちら。「Item_Number」という列にはeggsやbreadといった顧客が購入した商品が出力されています。

Output側のデータはこちら。各「Transaction Number」にある購入した商品の組み合わせの数を出力しています。「Item_Number」列の順番が異なる場合であっても、購入した商品の組み合わせが同じ場合は同じ組み合わせとして扱います。

解答

作成したワークフローはこちら。

Transposeツールを使用して縦持ちに変換します。Key columnsに「Transaction Number」列、Data columnsには「Item_Number」列を選択します。

Filterツールで「Value」列がNullのデータを取り除き、Sortツールで昇順に並べ替えます。データは以下のようになっています。

Cross Tabツールで横持ちに変換します。Change columns headersに「Transaction Number」列、Value for new columnsに「Value」列、Method for aggregating valuesConcatenateを選択します。

「Transaction Number」の数字ごとに列が分かれ1つの行に全ての商品が出力されています。

Transposeツールを使用して縦持ちに変換します。Key columnsは選択せず、Data columnsに全ての列を選択します。

Uniqueツールで「Value」列が一意のデータのみ残します。

データは以下のようになっています。購入した商品の組み合わせが12個出力されています。

Count Recordツールでレコードの数を出力し、Selectツールで列名を編集して完成です。

最後に

今回はSummarizeツールを使わずにChallenge #88: Counting Combinationsに挑戦しました。

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