Alteryx ServerのGalleryで特定のワークフローを実行するCredentialを指定する
こんにちは。Alteryxサポートエンジニアとして勉強中のスズです。
Alteryx ServerのGalleryでワークフローを実行する場合、Run Asに設定されているCredentialでワークフローを実行します。デフォルトではlocal userになっています。
local userになっている場合は、Windowsサービスを実行しているユーザーアカウント(デフォルトではローカルシステムアカウント)か、System SettingsのRun the Worker as a Differnt User?で設定しているユーザーアカウントがワークフローを実行します。
System Settingsの設定については以下のブログをご参照ください。
本エントリでは、ワークフローのRun AsのCredentialを設定する方法をご紹介します。
ワークフローのRun Asを指定する
まずはGalleryの管理者向け画面で設定を行います。
WORKFLOW CLEDENTIALSのAdd New Credentialsで新しいWorkflow Credentialを追加します。
Windowsのユーザー名、パスワードを設定して保存します。
Credentials setting for workflowsのChangeをクリックします。
Allow users to select credentials optionを選択して保存します。
今度は、先ほど追加したWorkflow Credential(画像の例ではSSSuzu)を編集します。
Users and Studiosタブの検索画面で、Galleryのユーザーを検索して追加します。
追加したユーザーは一覧で表示されます。
続いてDesignerの操作を行います。DesignerからワークフローをGalleryにアップロードします。
保存先の設定画面で、Set workflow credentialsを設定します。
Always run this workflow with these credentialsを選択し、Workflow Credentialに設定したユーザーアカウントを選択します。
設定後、保存するとGalleryにワークフローが保存されます。
保存したワークフローを確認してみると、Run Asが指定したWorkflow Credentialになっていることが確認できます。
最後に
Alteryx ServerのGalleryでワークフローのRun AsのCredentialを設定する方法をご紹介しました。
参考
Alteryxの導入なら、クラスメソッドにおまかせください
日本初のAlteryxビジネスパートナーであるクラスメソッドが、Alteryxの導入から活用方法までサポートします。14日間の無料トライアルも実施中ですので、お気軽にご相談ください。