【プレビュー】Amazon CodeWhisperer で爆速コーディングしてみた
こんにちは!森田です
先日の Amazon re:MARS 2022 で Amazon CodeWhisperer のプレビュー公開が発表されました。
Amazon CodeWhispererは、機械学習の技術を利用したコード推薦サービスとなっており、各種IDEで有効化すると、コメント(日本語でも可)からコードを自動生成します。
なので、上手く利用できれば、以下のように爆速でコードディングができます。
Amazon CodeWhisperer を有効化する
利用申請
現在プレビュー中ですので、まずは、下記のリンクより申請を行います。
https://pages.awscloud.com/codewhisperer-sign-up-form.html
利用開始のメールからアクセスコードを取得
申請後、しばらくするとメールが届きます。
メール内にアクセスコードが記述されてますので、こちらをコピーします。
Visual Studio Code で Amazon CodeWhisperer を有効化する
Amazon CodeWhisperer を有効化するためには、AWSToolkitの拡張機能のインストールが必要です。
インストール後、以下のようにAWSToolkitのアイコンをクリックし、Developer Tools をクリックすると CodeWhisperer を選択します。
選択後、機能を有効化するため、Enter Preview Access Codeを選択し、メールからコピーしたアクセスコードを貼り付けてEnterキーを押します。
すると、以下のように CodeWhisperer が有効化されていることが確認できます。
Amazon CodeWhispererでコーディングしてみる
では、Visual Studio Codeで通常通りファイルを開き、Amazon CodeWhisperer を使用してPythonのコーディングを行います。
「#S3 Bucket Create」のコメントとdefまで記述すると、以下のように関数名、引数、戻り値など必要なコードが提案されるようになります。
ここで、Tabキーを入力すると、以下のように提案されたコードを受け入れることになります。
もちろん、AWSリソースに関係しないコードも提案してくれます。
そして、最も驚きだったのが、日本語のコメントでもできるという点です。
以下のように日本語でコメントを書いても、コメントにあったコードを提案してくれます!
最後に
実際に触ってみたところ、簡単なコードであれば、十分に使えるレベルだと感じました。 また、現在はプレビュー中なので、利用のために申請などの手間が必要ですが、IDEに対して有効化するのも非常に容易で誰でも簡単に始めることができそうです! 気になった方は、ぜひ以下のリンクより申請してみてください。