[Amazon Route 53]初めて知ったALIASレコード利用時のTTL

[Amazon Route 53]初めて知ったALIASレコード利用時のTTL

Clock Icon2017.06.02

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コンニチハ、千葉です。

Route53には、独自に拡張したレコード「ALIAS」があります。

ALIASレコードの詳細については上記ブログを参照ください。

ALIASレコードを設定していて、「あれ、TTLを設定する項目がないなぁ」と思って調べてみました。

エイリアスリソースレコードセットが CloudFront ディストリビューション、Elastic Beanstalk 環境、ELB ロードバランサー、または Amazon S3 バケットを指し示す場合は、有効期限 (TTL) を設定できません。Amazon Route 53 は、CloudFront、Elastic Beanstalk、Elastic Load Balancing、または Amazon S3 の TTL を使用します。

引用元

ALIAS先のTTLに依存するようです。では、CloudFront、Elastic Beanstalk、Elastic Load Balancing、Amazon S3のTTLってどれくらい?というところを調べてみました。

調べてみた

CloudFront

CloudFrontのドキュメントを調べてみましたが記載がなかったので、digコマンドで調べてみました。

local$ dig xxxxxxxxxxx.cloudfront.net
※略
xxxxxxxxxxx.cloudfront.net. 60 IN	A	xx.xx.xx.xx

60秒のようです。

Elastic Beanstalk

Elastic Beanstalkのドキュメントを調べてみましたが記載がなかったので、digコマンドで調べてみました。

local$ dig sample-env.xxxx.ap-northeast-1.elasticbeanstalk.com
※略
sample-env.xxxx.ap-northeast-1.elasticbeanstalk.com. 60 IN A xx.xx.xx.xx

60秒ですね。

Elastic Load Balancing

ELBのTTLは60秒でした。

DNS レコードの有効期限 (TTL) は 60 秒です。これは、ドメイン名を解決した DNS サーバーは、レコード情報を 60 秒間キャッシュに保持することを意味します。

引用元

一応、ALB、CLBそれぞれでdigを引いてみました。

local$ dig alb-xxxxxxx.ap-northeast-1.elb.amazonaws.com
※略
alb-xxxxxxx.ap-northeast-1.elb.amazonaws.com. 60 IN A xx.xx.xx.xx

local$ dig clb-xxxxxxx.ap-northeast-1.elb.amazonaws.com
※略
clb-xxxxxxx.ap-northeast-1.elb.amazonaws.com. 60 IN A xx.xx.xx.xx

digで引いても60秒ですね。

Amazon S3

S3のドキュメントを調べてみましたが記載がなかったので、digコマンドで調べてみました。

local$ dig xxx.s3-website-ap-northeast-1.amazonaws.com
※略
s3-website-ap-northeast-1.amazonaws.com. 3 IN A	xx.xx.xx.xx

S3のTTLは3秒でした。

まとめ

まとめると以下でした

  • CloudFront:60秒
  • Elastic Beanstalk:60秒
  • Elastic Load Balancing(ELB):60秒
  • S3:3秒

ALIASレコード利用時は上記のTTLになります。以上です!

参考

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