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WKInterfaceSlider
概要
WKInterfaceSliderオブジェクトは、ある範囲からひとつの値を選択するために使用される視覚的なコントロール(スライダー)を表します。 最大・最小を表す画像を設定することが可能です。
特性
スライダーは以下の特性を持ちます。
- スライダーの値を操作するための、両端に画像のある水平の帯で構成される
- 分割バーや連続バーの現在の値を表示することができる
- 常に決められた量の値をインクリメントまたはデクリメントする
- 数値は表示しない
また、Apple はスライダーを使用するときは以下のことを推奨しています。
- スライダーが何を表すかを明確にするためにカスタム画像を使用してください カスタム画像を使用しなかった場合は+と-の画像が表示されます
作ってみる
実行画面
+や-の画像付近をタップすることで、値が増減します。
WKInterfaceSlider の定義
WKInterfaceSlider は以下のように定義されています。
@availability(iOS, introduced=8.2)
class WKInterfaceSlider : WKInterfaceObject {
func setEnabled(enabled: Bool)
func setValue(value: Float)
func setColor(color: UIColor?)
func setNumberOfSteps(numberOfSteps: Int)
}
stepsの数を動的に変更できるようです。
いろいろなスライダー
まとめ
WKInterfaceSliderはスライダーを作成するために利用します。 数値を表示することはできません。 何を表すスライダーなのかが一目でわかるように、適切な画像を用意しましょう。 また、ボタンやスイッチと同じように、スライダーの値が変わった時のアクションは Storyboard から設定しましょう。