Notionでの「テーブルに対する一括操作」が色々便利になっています #notion

2022.08.31

この記事は公開されてから1年以上経過しています。情報が古い可能性がありますので、ご注意ください。

データアナリティクス事業本部 サービスソリューション部 サービス開発チームの しんや です。

Notionではテーブルをデータベースの形で構成することで、様々な使い方を取ることが出来ます。EXCELのような操作感でデータを一度に操作したい!という場合も手間なくお手軽に出来るようになってきています。

当エントリではその辺りのポイントについて紹介したいと思います。

まとめて選択したものを操作して値を変更出来る

行をまとめて選択した上で、右クリックメニューから所定の項目に対する変更操作をした場合は選択行のプロパティ値をまとめて変更する事が可能です。

下記にサンプルデータを用意して試してみました。日付列をまとめて範囲選択して日付を変えてみよう、という例です。テーブル形式の場合、操作の過程で行全体を範囲選択する形になるようですね。そのまま右クリックで[プロパティの編集]から任意のプロパティ(今回は[日付])を指定。

変更ウインドウが表示されるので任意の値への変更を試みます。

すると以下のようにまとめて情報が更新されました!

ボード(カンバン)形式でも試してみます。カード部分を範囲指定し、

値を変更(ここではステータスを[Done]に変更)してみると...

変更したカードステータス全てを[Done]にすることが出来ました!

セルの設定値を縦方向にドラッグすることで値を複製(反映)出来る

もう1つのTipsはつい先日機能としてもリリースされたものです。EXCELやスプレッドシートでの操作でもやるような「セルの値をドラッグする事で他のセルにも展開出来る」操作がNotionデータベーステーブルでも出来るようになりました!

セルを選択し、下記画像にあるようにセル右下に丸印が表示されるのを確認してください。ここを掴んで、

下にドラッグする事によって範囲を定める事ができるようになります。良きところでドロップすれば、

以下のように値をまとめて変更(同じ値を他の範囲セルにも適用)することが出来るようになります。(※ちなみに所定セルをコピー → 任意の範囲分同じセルの内容を指定後にペーストでも同じような挙動を実現することは出来ます。

まとめ

という訳で、Notionのデータベーステーブルにおける「一括変更操作」のちょっとしたTipsの紹介でした。