Docusaurusのリソース検索をNotionQAで補完する #Notion

NotionQAで色々試してみるアドベントカレンダー1日目。以前取り込んだDocusaurusのリソースがQAに反映されていました。NotionQAでの問い合わせも使い勝手が良く、備忘録としてDocusaurusリソースの取り込み方法を主に記載しました。
2023.12.01

NotionQAで色々試すアドベントカレンダー1日目です。

以前Docusaurusの記事を書いた際、下調べでDocusaurusのリソースがMarkdownであるとわかり、試しにNotionに取り込んでいました。

取り込めたことで満足した後は放置していましたが、このリソースがふとNotionQAへ反映されていることに気が付きました。

Docusaurus自体の検索で十分かなと思いつつも、NotionQAで活用する手段もメモ書き程度に残しておくことにしました。

手続き

docsフォルダを圧縮します。基本的な使い方をしている場合はこれで対応可能なはずです。

zip -r $(basename `pwd`).zip docs/

出来上がったzipファイルを汎用インポートで取り込みましょう。データベースは生成されず、個別ページのみ作られることを確認しています。

なお、Docusaurusのプロジェクトをリポジトリ化している場合もdocsフォルダだけの圧縮をおすすめします。Notionの汎用インポートはテキストファイルやMarkdownとみなせるもののみページとして扱います。要はソースコードや設定ファイル、画像ファイルはすべて添付ファイル化します。直接開く事はできないため、結果として削除する必要があります。

注意点

  • 翻訳テキストを言語別にJSONファイルで扱っている場合も例外ではなく、添付ファイル扱いとなって展開不可能となります。
  • 取り込みが中々完了しない場合は、新しいウィンドウでNotionを開いてみましょう。インポート操作したウィンドウにリフレッシュがかからず、表示が最新になっていないケースがあることを確認済みです。
  • 汎用インポートは手動操作に限られます。また、インポートでの差分取り込みは難しいため、毎回整理が求められます。思い切って毎回削除して取り込み直しのほうが早いかもしれません。

あとがき

Docusaurusの基本機能にはNotionQAと同等のものはないため、補完として利用するのもありかもしれません。Notion上での更新は差分反映の手間もあるため、まずは読み込み専用をおすすめします。