曖昧な予定もNotionQAでピックアップ #Notion

NotionQAで色々試すアドベントカレンダー5日目です。過去に書いた文書からスケジュールとしてどの範囲まで拾ってくるのか試してみました。
2023.12.05

NotionQAで色々試すアドベントカレンダー5日目です。

NotionQAはカレンダーは勿論、テキストで書いたスケジュールも拾ってくれます。ただし外部サービスの埋め込みは対象外です。あくまでもページ内へ直接記載されたテキストがソースになります。

外部サービス内のスケジュールをNotion内カレンダーへ入力するのは大変手間なので使いようがないと結論がちですが、QAは年度内のような曖昧な表記も引っ張ってくれます。それこそ、メモとして書いたあと忘れ去られた内容まで。

実際のQAを元にして、呼び出し方のコツなどをまとめてみました。

QAしてみた

相対指定と絶対指定が入り混じって、正直なところ読み取り難いという感想にはなります。結果によっては絞り込みもすべきです。

なお、日付の記載されたテキストが極端に多い場合は大量に端折られてしまうため、必要に応じて日付範囲を狭めて指定しましょう。

文書中の日付指定

日付プロパティに個別指定が必要かと思いきや、本文中の曖昧な表記でも拾ってくれました。

「◯月中」のような日付表記は勿論ながら、ポイントは「年内」のような表記もありな点です。文書自体の作成日付を元に、AIが相対表記で理解しているようです。

なお、文書が増える毎に拾われるスケジュールも変わってきます。必要に応じて「過去のスケジュール」や「完了したスケジュール」等の絞り込みも必要です。

そして、アラビア数字に関しては極力半角での表記をおすすめします。全角の場合、半角での判定も自動で行っているためかQAの処理時間超過に繋がっているようで、頻繁に解答エラーを起こしていました。

あとがき

ETL専門のサービスを利用して、カレンダーのデータをNotionに自動転記した上でQAするという手もありますが、連携の費用次第になるでしょう。

メモ書きの中から「相対表記で実は期限が近かった」ものをNotionAIで探し出し、外部カレンダーに入力が漏れていたら追記するスタイルもおすすめです。