よみかたをNotionQAで突き止める #Notion

NotionQAで色々試すアドベントカレンダー20日目です。業務用語や独自用語の読み方の解説は中々見ることがないものです。NotionQAは読み方についてどこまで答えられるのか試してみました。
2023.12.20

NotionQAで色々試すアドベントカレンダー20日目です。

Notion上のページに独自用語がありつつ読み方がわからない場合、漢字であれば一文字一文字を変換して書いていくことでしょう。問題は読み上げる機会が出てきたときです。

Notionはテキストにルビをふることができません。NotionQAを使ってよみがなを突き止められるか試してみました。

QAしてみる

過去の原稿に含まれている語句についてQAした場合。

引用元として該当の原稿を持ってきたことがわかります。

ついで、ワークスペース上には記載のない語句についてQAした場合。

これはNotionAIの辞書に含まれているのでしょう。引用元の番号がありません。この辞書については公開されていないため、目安をつけることもできません。

なお、英単語の日本語読みは辞書に無いらしく、汎用単語も解なしになります。

よみがな用辞書を作る

単語とよみがなを対にしたテーブル、あるいはデータベースを用意して、そこから独自用語のよみかたを充てる手もあります。引用できるページの上限が10であることを考えるとテーブルがよさそうです。

入力しておく単語は必要なものに留めておきましょう。そうそうありませんが、多量の行を抱えるテーブル、特に1000行を超えるようなテーブルは目に見えてレンダリング負荷が上がり、更新どころか観覧も困難です。

また、見ることは稀でしょうが、Spreadsheetからの貼付けで一定行を超過すると下図のようなプログレスバーが表示され、更に時間が掛かる場合はインポートを使うようにアラートが表示されます。

再度QAする

英単語の読み方について、「Notion」を質問してみました。

Notionの読み方について問い合わせると、基本はNotionそのものについて検索するのか解にたどり着きません。そして、ポイントは即ヘルプセンターの青いリンク枠が出てくるところです。

読み方を解として出すために、言い回しについて様々な変化をいれてみたところ、以下の質問で読み方の解が出せました。

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あとがき

NotionQAの目的は、常に質問対象フレーズの詳細についてアウトプットすることが目的と考えると、「サービスとしての」、「単語としての」等の前置きをすることで答えの絞り込みができそうです。あやふやな質問では答えを出力する前にAI処理のタイムアウトに至るとも言えます。

NotionQAへの質問は質問そのものの練習になるかもしれません。