1Passwordのデータ整理をNotionQAでやってみる #Notion

NotionQAで色々試すアドベントカレンダー22日目です。1Passwordのデータ整理をNotionQA通して試してみました。
2023.12.22

NotionQAで色々試すアドベントカレンダー22日目です。

1Passwordのログイン情報を時折整理していますが、UI構成の都合上一括操作は非常にやり難いものです。

1Passwordはエクスポート手段の1つにCSVを採用しています。NotionにCSVにて取り込んでQAベースでの整理はできるのか試してみました。

1Passwordからのエクスポート

1PUXとCSV形式がありますが、Notion上で取り扱うためCSV形式にて行います。CSVは1PUXよりもフィールド数が限定されます。いずれの形式も暗号化はなされません。

保存先が外部共有設定になっていないこと、公開しているスペースになっていないことを確認しましょう。

Notionへのインポート

インポートした全てのパスワードは丸見えとなる状態です。周りに人がいない状況で行いましょう。スクリーンフィルターを装着してからの実施がおすすめです。

QAする

パスワードの使いまわし等をQAに問いました。NotionQAはパスワードに関する質問についてほぼほぼセキュリティの都合で答えてくれません。原稿に1Password関連のものがあるためか、偶に1Passwordを引用した上での解がでることもありました。

実際に使いまわしを確認する場合は、パスワードでグルーピングするのが手っ取り早いでしょう。重複しているパスワードはカウントが多くなります。

あとがき

NotionはSOC 2 Type 2レポート、ISO 27001認証取得など、コンプライアンスについて取り組んでいます。

ただ、データベースやテキスト用フォーマット指定には、パスワードのような秘匿したい文字列を隠蔽するタイプの指定がなく、第三者による意図しない観覧を防ぐことには向きません。

このアドベントカレンダー記事上でやっておいて今更ですが、パスワードのような秘匿したい文字列はNotion上で直接扱わず、1Passwordのようなパスワードマネージャを活用しましょう。