[AWSトレーニング] AWS Practical Startup Workshop 予習資料

[AWSトレーニング] AWS Practical Startup Workshop 予習資料

AWS Practical Startup Workshopの予習資料です。ハンズオンで利用するWordPressについて簡単に説明します。
Clock Icon2021.11.09

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AWS認定トレーニング講師の平野@おんせん県おおいたです。

AWS Practical Startup WorkshopではAWS環境をハンズオンで進化させながらWEBシステム環境構築運営について学んでいきます。 その際に、WEBシステムのソフトウェアとしてWordPressを利用します。

トレーニングのターゲットはAWS環境側ですが、ハンズオンではWordPress特有の操作も出てきます。 そのため、WordPress未経験の方向けに、WordPressの基本知識を予習いただけるようにブログにまとめたいと思います。

WordPressとは

WordPressはオープンソースのCMSです。簡単にインストール、カスタマイズできるので多くのWeb開発会社さんが活用しています。

一方、アーキテクチャとしては個性的な側面があります。 その個性の部分が、ハンズオン上でも現れます。そのため、WordPressの知識がない方にとっては、なぜそれをやるのかを理解しづらく、時間を要してしまってます。 そこで、ハンズオンをスムーズに進めるために、「ハンズオンでのおさえどころ」を6つまとめました。

ハンズオンでのおさえどころ

WordPressの実行環境

まず、WordPressの実行環境です。アプリケーションの実行環境としてはPHP、DBとしてはMySQLを利用します。 ハンズオンでは、EC2には下記のような環境を構築します。

  • Apache + PHPをインストール
  • WordPressをダウンロード、展開

また、DB(MySQL)はRDSを利用します。

WordPressの初期設定

WordPressの初期設定はWordPressの画面から行います。 具体的には、ブラウザからEC2のパブリックDNSにアクセスすると、初期設定のページが表示され、指示に従い入力していきます。RDSのエンドポイントもここで設定します。

記事の投稿

WordPressはCMSです。ユーザが簡単にコンテンツを投稿できるのがウリです。 コンテンツは、管理画面でブロックエディタを使って編集していきます。 今回のハンズオンでは、タイトルと画像アップロードという一番シンプルな投稿を行います。

PlugIn

WordPressではさまざまなプラグインが利用できます。 今回のハンズオンでは、投稿画像をS3に保存するため、この機能を提供しているプラグインをインストールして利用します。 プラグインのインストール・設定はWordPressの管理画面から行います。

DNS名

WordPressではDNS名(ドメイン、Site URL)がデータベースに保存されています。 そのため、ALBを追加する際(ラボ2b)、別リージョンでリストアする際(ラボ5)にはデータベースの変更が必要になります。

設定ファイル

WorddPressの設定情報の一部(例えばDBの接続情報)はwp-config.phpに格納されます。 別リージョンでリストアする際(ラボ5)にはRDSのエンドポイントが変わりますのでこのファイルを編集します。

まとめ

AWS Practical Startup Workshop のハンズオンで利用するWordPressについて説明しました。 このコースはAWSでWEBサービスを提供する際の基本的なツボを実際に手を動かして学習いただくコースです。少し予習いただくだけで、余裕を持ってスムーズに進められると思いますので、ぜひ事前に学習いただけると幸いです。

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