[レポート] AWS IoTをマルチリージョンで展開するときのプロビジョニング #IOT335 #reinvent
CX事業本部の熊膳です。ラスベガスで開催されているAWS re:Invent 2019に参加中です。
「IOT335-R - Implementing multi-region AWS IoT」のセッション(Chalk Talk)に参加しましたので、レポートします。
概要
AWS IoTをマルチリージョンで展開するときのプロビジョニングの基本の説明の後、Q&A、ディスカッションを行うという内容でした。
Your devices are being shipped across the globe. You have consumers who use their hardware across different countries. How can you build an IoT application that reflects the geographic reach of your devices? Throughout this session, we dive into code and architectures that show the good, the bad, and the ugly of multi-region deployments in IoT, and we share how best to tackle each on day one as you take your applications global.
スピーカー
- Philipp Sacha (Specialist Solutions Architect IoT , Amazon Web Services)
レポート
セッション
マルチリージョンで展開するときのプロビジョニングの基本について
- マルチリージョンにする理由
- デバイスが世界中に展開している。
- どこからデータが上がってくるかわからない。
- 回復性
- IoTセットアップのリプリケート
- ストレージのオプションがいろいろある
- 法規制
- デバイスは特定のリージョンに接続する必要がある場合
- データが特定のリージョンに保存する必要がある場合
- デバイスが世界中に展開している。
- マルチリージョンのIoTセットアップのプロビジョニング
- マスター・スレーブの構成で複数リージョンにセットアップする
- Thingレジストリの登録はリアルタイムにならないので、AWS Step Functionsを使う
- リージョンをまたいだデータの永続化
- IoTトピックのルールをクロスアカウントで行うためには、リソースレベルでのアクセス権が必要
- Amazon SQS
- Amazon SNS
- データは同じリージョンに保存し別のサービスを利用して別のリージョンに展開する
- Amazon S3 cross-region replication
- Amazon Kinesis Data Streams in combination with Lambda
- DynamoDB global tables
- AWS IoT Analytics
- IoTトピックのルールをクロスアカウントで行うためには、リソースレベルでのアクセス権が必要
- デモ
- サンプルを動かしながらデモを実施
- 実際に動かしたデモは、以下のURLから参照可能
- https://github.com/aws-samples/reinvent2019-iot335-code
Q&A, ディスカッション
- マルチリージョンで、シャドウをどのように同期をとるのか、可用性はどのように担保するのかなど、スピーカーと参加者のQ&Aから、参加者と参加者の間でのディスカッションに発展していき、かなり熱いディスカッションとなりました。
感想
AWS IoTをマルチリージョンで展開するときのプロビジョニングの話題から、参加者同士のディスカッションまでかなり盛り上がったセッションとなりました。
残念ながら、自分は知識も英語も足りずディスカッションに入ることはできまぜんでしたので、まずは知識を深めていくところから始めたいと思います。