re:InventからはじめるAWS生活 #reinvent
(英題)Re:invent -Starting Life in AWS World-
ここから、始めましょう。一から・・・いいえ、re:Inventから!
(by レム)
いよいよ本日、一年で弊社が一番熱くなるイベント、AWS re:Invent2018が開催されます。弊社からも、昨年の30人強を超える60名以上の有志が参加します。
と、言いたいところですけれど、re:Inventってなんじゃらほい?って言う人も中には居ると思います。当然です。始めは無知から始まるものです。でも遅くないです。いまからでもre:Inventに向けて準備をしましょう。
私の名はre:Invent。そう、ただのAWSカンファレンスよ
(by エミリア)
re:Inventとは、AWSが年に1度、アメリカのラスベガスで行うカンファレンスです。日本や他の都市でもAWS SummitというAWSイベントを開催していますが、それを超える最も大きいイベントになります。
まず、会場の規模が桁違いです。なんていうか、今年は去年よりもさらにでっかくなり、6つのホテルのカンファレンス会場や会議室を貸し切り、各会場をバスで移動します。まさにアメリカンな感じです。
交渉の秘訣は、交渉のテーブルに着く前にどのくらい準備できるかで決まる
(by アナスタシア)
re:Inventは、AWSを知らない初心者の方から、全てを知り尽くしている人まで、全ての人を対象としたイベントになっています。それぞれのセッションがレベル分けされており
200レベル - 初級
300レベル - 中級
400レベル - 上級
となっています。さらに、ブレイクアウトセッションにチョークトーク、ハンズオンラボやブートキャンプなどの種類のイベントが開催されます。
200レベルは導入例や基本的な使い方がメインとなります。新サービスが発表されたら、これらのセッションを狙って参加したいところです。
300レベルは、技術的な話が多いです。200レベルは物足りない一歩進んだ使い方をする人に向けたセッションになります。この300レベルが一番数が多いです。
400レベルは、ディープな話をするセッションが多くなります。細かいカスタマイズや、各サービスを連携させた際の注意点といった、そういう細く深いものを扱っています。中には、開発者の方と議論をするなんていうセッションもあり(私も一度参加したことがあります)、ためにはなるけどかなりの体力を消耗します。それでも、細かなアップデートなどはここで知ることも多いので、できるだけ参加したいところでもあります。
このサービスは出すべき時以外は出さないようになっている。そのジャンルではないということです
(by ラインハルト)
各セッションは、どの業界向けなのかがわかるように、分類分けされています。分類は細かく分けても以下のような感じになっています。
ALX - アレクサに関するセッション
ARV - ARやVRといったセッション
ANT - アナリティックスに関係したセッション
ARC - アーキテクチャに着眼したセッション
AMT - オートモービル、自動車に関係したセッション
CON - コンテナサービスに特化したセッション
DAT - データベースの関連するセッション
DEV - Devopsに関連したセッション
IOT - IoTに関連したセッション
MAE - メディアやエンターテインメントに特化したセッション
NET - ネットワーキングに関連したセッション
RET - 店舗やショッピングモールに関連したセッション
SRV - サーバーレスに特化したセッション
STG - ファイルシステムやストレージに関連したセッション
TLC - 通信、テレコムに関連したセッション
WIN - Windowsや.netといったMicrosoftのサービスに関連したセッション
と、全ては描き出し切れていませんが、ある程度レベルとセッションPrefixを見ればなにかがわかるようになっているので、例えばそのジャンルを追いかけている執筆者がいれば、それを辿ってみると欲しい情報が得られると思います。
姉様姉様、どうやら少し混乱されているみたいですお客様。
(by レム)
何を知ればいいかわからない人は、まずKeynoteを見ればいいと思います。1年間のAWSが注力したい傾向が掴めます。
2014年はAurora、2016年はAthena、そして去年はSageMakerをはじめとした機械学習を強化していく発表がされました。
Keynoteでは数十個の新サービスがドドド〜っと発表されるのです。この発表だけ聞いてもワクワクすること間違いないです。
ああ、見ててくれ、特等席で。お前の惚れた男が、最高にかっこいいブログを書くんだってところを。
(by ナツキ・スバル)
AWS Summitなど他のイベントは、基本的に登録さえしてしまえば無料で参加できるイベントなのですが、AWS re:Inventはお金がかかります。それも、1500ドル(日本円にすると16万超え)もするので、おいそれと興味本位に参加できません、命がけです。さらに開催場所がアメリカです。往復数十万円かかることもザラです。(この辺はWWDCなどに近いですね)
しかも、セッションが同時に100前後、会場を別々にして行われるわけです。これは身が一つでは持ちません。
しかしなんと、自宅や会社という特等席にいながら、re:Inventに参加する情報が、無料で、同時に行われるセッションも割と網羅して、それも日本語で、調べることができてしまうサイトがあるのです。
そう。Developers.IOです。
すでに何本も記事が公開されていますが、弊社でもガンガンいろんなものに参加していろんなレポートを上げていきますので、会期中も、会期終わった後も、ぜひチェックしていただければと思います!
(おことわり)
最後になりますが、本投稿は、Kadokawaメディアファクトリーさんの、MF文庫Jから発刊されている小説に近い言い回しが多いですが、なんら多分関係はありません。本家の方はすごく面白いのでみなさんも読んでみてください。エミリアたんマジ天使(現地時間朝5時の変なテンションにて)