NotionでCSVを文字化けに遭遇することなく問題なくインポートするコツ #Notion

NotionでのCSVインポートは、記事執筆時点では文字コードがutf8になっていないケースでの取り込みが正常に完了しません。文字コードがutf8以外のCSVを取り込む選択肢について書きました。
2023.11.28

NotionのCSVインポート機能は、明記されてはいないものの、現在文字コードがutf8に限定されているようです。これはutf8ではないshift-jis等のCSVファイルを取り込むと文字化けすることで分かります。

以前は該当のCSVを取り込むとリダイレクトが掛かってアクセスできないページへ遷移していましたが、サポートに問い合わせた結果、文字化けはするものの取り込めるようになっています。

文字化けの対応はまだ掛かると見込んだ上で、utf8での取り込みについて現状ユーザ側でできることをまとめました。

直接取り込みたい場合

エディタにて文字コードを変更しましょう。

vimの場合は以下のコマンドにて変更した上で保存します。

:set fileencoding=utf8

SpreadSheet経由で取り込む

CSVのサイズ次第ながら、SpreadSheetに取り込めるファイルサイズ(20MB)程度であれば、SpreadSheetに取り込んだ後にシート内をコピペでも対応可能です。Spreadsheetはutf8以外の文字コードを解釈してくれることと、SpreadSheet上からコピーしたテキストはutf8として扱われている仕組みを利用します。

なお、Notion上にペーストするとテーブルとして扱われるため、必要に応じてテキストブロックへの移動等行いましょう。データベースにしたい場合も同じくブロックの変換が必要です。

あとがき

取り込んだデータの文字コードを手直しするのはユーザの手では不可能に近いと言えます。というのもNotionページ全体はutf8、うち一部のデータはutf8でない状況となり、混在するためです。

CSV以外の取り込みにおいても同様な状況に遭遇した場合は、文字コード変換を試すと改善されるかもしれません。