ZendeskのWeb Widgetについて、デフォルト動作を確認してみる

無限の可能性を感じます。
2023.08.25

ZendeskのWeb Widgetは、2つあります。

実際に活用するためには、いろいろな機能と連携するなどのカスタマイズ設定が必要です。ひとまず、ほぼ何もカスタマイズしない状態のWeb Widget(メッセージング)のデフォルト動作を確認してみました。

おすすめの方

  • ZendeksのWeb Widgetを知りたい方
  • ZendeksのWeb Widgetのデフォルト動作を知りたい型

Web Widgetを追加する

まず、Zendeskの管理センターにアクセスし、「チャネル」にある「メッセージング」を選択します。

デフォルトで存在するWeb Widgetを選択します。

基本情報を設定する

適当なチャンネル名を入力します。このチャンネル名は管理用であり、ユーザに表示されません。

スタイルを設定する

適当に設定していきます。

ロゴやタイトルなどの設定もあります。

ランチャーの横に表示されるテキストもあります。

応答を設定する

最初のメッセージを設定できます。

顧客の情報をヒアリングできます。

カスタムフィールドを活用すれば、企業名や部署などのヒアリングも可能です。

適当な補足メッセージを設定します。

認証を設定する

ひとまず、デフォルトのままにしておきます。

インストールを設定する

Webサイトに組み込むためのコードがあります。

ヘルプセンターに組み込むこともできます。

最後に保存します。

ヘルプセンターにアクセスして、動作を確認する

ヘルプセンターにアクセスすると、右下に何かでてきました。さきほど設定したメッセージが表示されています。

チャットを開くと、このようになりました。

「Name」を入力しないと、先に進まないようです。

「Name」を入力したところ、進みました。

とはいえ、連携などの設定はしていないため、ここで終わりでした。

会話ボットを設定する

というわけで、会話ボットを設定してみます。

さきほどの「応答」の設定に「ボットを追加」があるので、押して進みます。

ここでは、会話ボットを作成してみます。

適当に作成します。

作成されました。

「担当者に連絡」の内容を見てみる

簡単なフローがありました。

「標準の応答」の内容を見てみる

ボットの応答を設定できるようです。「回答を提案」にさきほどの回答がありました。

質問を理解できない場合の応答もあります。

関連する回答がない場合の応答もあります。 ここでは、ヘルプセンターの関連記事を提案したりもできるみたいです。

ボットを公開する

ボットを設定するチャンネルを選択します。

メッセージングの設定画面(応答)を表示してみると、公開したボットが設定されていました。ボット設定前にあった設定は無くなっています。

再びヘルプセンターで動作を確認する

チャットを開くと、この状態になりました。さきほどとは少し異なり、会話ボットで設定したメッセージが最初に表示されました。 適当に入力すると、担当者に連絡するフローが始まりました。

名前とメールアドレスを入力すると、フローが終わりました。

新規のサポートチケットが起票された

チケットを確認すると、新規のチケットがありました。

チケットの詳細を確認すると、問い合わせフォームからの起票になっていました。

実際には、ここから会話できると思われます。

さいごに

ZendeskのWeb Widgetのデフォルト動作を試してみました。 実際にユーザ体験を向上するためには、ボットをさらに設定したり、Answer Botと連携したり、いろいろなカスタマイズが必要ですね。

参考