たぬき( @tanuki_tzp )です。
AMIを使用してEC2インスタンスを立てた日時が確認できるようになりました。
Amazon EC2 simplifies visibility into your active AMIs
これにより、「古いAMIだけど、使われたことがあるのかわからない…」といった謎のAMIが実際に使われたことがあるのかがわかります。
ただし、あまりに古すぎるとデータとして残っていないようなので、 2017年4月以降 の情報しか取得できないことに注意してください。
参考: Deregister (delete) an AMI - Amazon Elastic Compute Cloud
やってみる
早速、最終起動時刻が更新されるところを確認してみましょう。
まず、元になるEC2インスタンスからAMIを作成します。
AMIができました。
まだこのAMIを元にEC2インスタンスを起動したことがないため、最終起動時刻が空欄になっています。
このAMIを元にEC2インスタンスを起動します。
起動されたインスタンスに、先程作成したAMIが紐付けられているのを確認しました。
これで最終起動時刻が更新されるはずです。
え? 反映されてないじゃない……
大丈夫です。ちゃんと反映されます。
ただし、最長で24時間の反映ラグがあります。
(14:30に起動し、20:00ぐらいに確認したところ、反映されていました。)
めでたしめでたし
おわりに
AMIについては、下記のアップデートもありました。
[アップデート]AMIの登録解除保護を設定できるようになりました | DevelopersIO
最終起動時刻が見えるようになっただけではありますが、登録解除保護のアップデートとAMIライフサイクルと合わせて、柔軟なAMI管理ができそうだと思いました。
特に、「とりあえず消さないで置いておいているけど消したい…」というAMIがある方には助かるアップデートかもしれません。