[速報]Amazon SageMaker ML Governanceが発表されました!#reinvent

2022.12.01

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データアナリティクス事業本部の鈴木です。

現在開催中のAWS re:Invent 2022のSwami Sivasubramanian Keynoteにて、Amazon SageMaker ML Governanceの発表がありましたので紹介します!

Amazon SageMaker ML Governanceについて

SageMaker ML Governance

以下の3つの機能から構成されています。

  • Role Manager
  • Model Cards
  • Model Dashboard

MLプロジェクトに関係するメンバーの権限は、それぞれのロールによって異なるため、管理が煩雑になりますが、SageMaker Role Managerを使うことで数分からと短い時間でユーザーを導入できるようになりました。ペルソナやMLアクティビティごとに定義されたポリシーテンプレートを使うことにより、ユーザーに適切なIAMロールを割り当てることが可能です。

また、SageMaker Model Cardsを使うことで、モデル情報を文書化できます。トレーニングジョブ・トレーニングデータセット・アーティファクト・推論環境などの詳細を検出し、自動入力できます。また、モデルの使用目的・リスク評価・評価結果など、モデルの詳細を記録することもできます。加えてSageMaker Model Dashboardではモデルの情報を一元的に監視を行うことができます。

以下の開発者ガイドにも記載がありますので、上記ブログと併せて参照ください。

おわりに

SageMakerで機械学習モデルを開発・運用していく上で、今回追加されたガバナンス機能を活用することで、MLプロジェクトの管理が非常にやりやすくなりそうです。上記で紹介したドキュメントをご参照の上、コンソールから既に利用可能になっている本機能を、ぜひ試してみて頂ければと思います!