Alteryx 2024.1新機能:テンプレート機能の更新 #Alteryx

2024.05.07

こんにちは、スズです。

アメリカ現地時間の2024年5月1日に、Alteryx Designer 2024.1がリリースされました。

Alteryx Designer 2024.1では、テンプレートの機能が更新され、テンプレートに画像や所有者などの情報を追加できるようになりました。また、テンプレートの画面にて、グリッドビューとリストビューの切り替えや、テンプレートの既定の保存場所の変更ができるようになりました。

本記事では、Alteryx Designer 2024.1で更新されたテンプレート機能についてご紹介します。

テンプレートの保存

以前のバージョンでは、テンプレートとして保存する際、テンプレートの名前のみ設定することができました。2024.1のアップデートで、テンプレートを保存する際に、所有者、説明、画像の入力欄が追加されました。画像は、JPEGとPNGの形式のファイルを使用できます。

テンプレートの呼び出し画面

作成したテンプレートは、[ファイル] > [テンプレート]からテンプレートを使用したり、編集したりすることができます。この画面は、以前のバージョンではリスト表示のみとなっていましたが、デフォルトでグリッド表示になり、テンプレートを作成した際に設定した画像がサムネイルとして表示されるようになりました。

以下の画像では、検証用.yxtdは画像を設定していないテンプレートです。画像を設定していない場合は、デフォルトのサムネイルが表示されます。また、検証用2024.yxtdは、画像を設定したテンプレートです。設定した画像がサムネイルに表示されています。

テンプレートの呼び出しの画面は、デフォルトでグリッド表示になっていますが、画面右上のボタンからグリッド表示とリスト表示を切り替えることが可能です。

テンプレートの縦三点のボタンからは、詳細、テンプレートの編集(テンプレート用の.yxtdファイルを開く)、削除が行えます。バージョン2024.1では、メニューに詳細が追加されました。

詳細をクリックすると、テンプレートの説明や画像などを更新する画面が表示されます。

既定の保存場所

[オプション] > [ユーザー設定] > [ユーザー設定の編集]にて、[既定のワークフローテンプレートディレクトリ]の設定が追加されました。こちらでテンプレートファイルの既定の保存場所を変更することができます。

最後に

Alteryx Designer 2024.1で更新されたテンプレートの機能についてご紹介しました。

参考