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AWS DataSyncの検証のために、Amazon Linux 2でSambaを構築する機会があったので、簡単ではありますが手順を共有します。Sambaの実運用は考慮せず、とりあえず共有ディスクを作ることを目的とした手順です。
Sambaの構築
AMIは、Amazon Linux 2 AMI (HVM), SSD Volume Type - ami-034968955444c1fd9 (64 ビット x86)を使いました。セキュリティグループでtcp:445/接続元IPを許可します。
Sambaをインストールします。
$ sudo yum -y install samba
ユーザーをSAM(Sambaユーザーのデータベース)に追加します。パスワードの入力が求められますが、Samba接続時に必要になるので控えておきます。-Lオプションでデータベースのユーザーを表示し、表示されば追加できています。
$ sudo pdbedit -a sambda-user
new password:
retype new password:
$ sudo pdbedit -L
sambda-user:1001:
$
Sambaの起動と自動起動の有効化を行います。
$ sudo systemctl start smb.service
$ sudo systemctl enable smb.service
Windows Server 2019からSambaにアクセスします。ウインドウに「 \\172.31.10.12 」のようにSambaのIPアドレスを指定します。ユーザー名とパスワードを求められるので、sambda-userの情報を入力します。
読み書きできれば、成功です。ファイルとフォルダを作成してみました。
Sambaの「/home/sambda-user/」にファイルやフォルダが作成されます。
$ sudo ls -l /home/sambda-user/
合計 0
-rwxr--r-- 1 sambda-user sambda-user 0 11月 19 12:00 New Text Document (2).txt
-rwxr--r-- 1 sambda-user sambda-user 0 11月 19 12:00 New Text Document.txt
drwxr-xr-x 2 sambda-user sambda-user 6 11月 19 12:00 New folder
$
おわりに
Amazon Linux 2でSambaを設定し、Windows Serverから読み書きする手順をご紹介しました。検証のために、Amazon Linux 2でSambaをサクッと立てる必要があるかたに届けば嬉しいです。