[アップデート]AWS Compute Optimizerで監視ツールのエージェントからメトリクスデータを取得できるようになりました

2022.11.30

この記事は公開されてから1年以上経過しています。情報が古い可能性がありますので、ご注意ください。

こんにちは、コンサルティング部の南です。
引き続きラスベガスから最新アップデートをお届けします!

AWS Compute OptimizerでDatadog、Dynatrace、Instana,New Relicのエージェントからのメトリクス取得をサポートしました!

アップデート内容

AWS Compute OptimizerではCloudWatch Agentから取得したメモリの使用率に関するメトリクスを利用することでより効果的な最適化の選択肢を知ることができます。
今回のアップデートでCloudWatch Agentだけではなく、Datadog、Dynatrace、Instana, New Relicのエージェントから取得できるメトリクスも対応となったことで、二重にエージェントを入れる必要が無くなりました。

設定方法

マネジメントコンソール上での設定方法を確認します。

「AWS Compute Optimizer」から「アカウント」の設定を開きます。 「外部メトリクスの取り込みに関するアカウントレベルの設定」を開き、利用するメトリクスプロバイダーを選択します。
今回は例としてDatadogを選択してみます。

以下のように選択したプロバイダーが反映されれば設定完了なります。

仕組みとしてメトリクスプロバイダーからAWS Compute OptimizerのKinesis Data FirehoseへメトリクスデータをPUTするように設計されているので、IAMで権限を追加する必要はありません。

「External metrics souce」を確認すると、想定通りDatadogからメトリクスデータを取得していることが分かります。

最後に

既にDatadog、Dynatrace、Instana, New Relicを利用している方にとってはCloudwatch Agentをインストール/セットアップする必要が無くなったので楽になりましたね!
現状だと一つしかプロバイダーを選択できないのでアップデートで複数選択できることを期待です