LINEのことをもっと知りたいので資格を取得してみた

デザイナーとしてLINEアプリケーションのプロジェクトを中心に参画しています。LINEの資格試験を受けることで、よりプロジェクトにコミットすることができると考え、チャレンジすることにしました。
2023.05.19

こんにちは。デザイナーのスギヤマです。CX事業本部に所属し、普段はモバイルアプリケーションやLINEアプリケーションの開発に従事しております。

特に、ここ数年はLINEアプリケーションのプロジェクトを中心に参画しています。しかし、LINEのアプリケーション開発に携わるデザイナーとして、私はLINEそのものの専門知識(例えばどういったサービスがあり、どういった仕組みが存在するのか、といった)が乏しいことを痛感していました。

そこで今回、LINEが2020年より認定している公式の資格試験を受けることにしました。よりLINE関連のプロジェクトにコミットするために、チャレンジしていきます。

LINEの認定資格について

LINEの認定資格「LINE Green Badge」とは

認定資格 LINE Green Badgeは、「LINE公式アカウント」や「LINE広告」などLINEの法人向けサービスに関する知識や運用スキルをオンラインプログラムを通して学習し、認定試験に合格いただくことでLINE社から知識レベルの証明を受けられる、資格制度です。

レベルに合わせて「Basic(ベーシック)」と「Advanced(アドバンス)」をご用意しています。「Basic」では、知識レベルに合わせて初期設定〜操作の基本的な運用知識を、「Advanced」では運用改善提案やAPIの基礎知識を証明します。

(https://www.linebiz.com/jp/partner/line-green-badge/)

現在の資格は4種類

  • LINE公式アカウントBasic
    • 初期設定〜操作の基本的な運用知識
  • LINE公式アカウントAdvanced
    • LINE公式アカウントの基本的な仕様を理解した上で最適な運用・改善提案の知識があること、また、APIの基礎知識があること
  • LINE広告Basic
    • 初期設定〜操作の基本的な運用知識がある
  • LINE広告Advanced
    • LINE広告の基本的な仕様を理解した上で 、最適な運用・改善提案の知識があること

の4つの資格が存在します。学習の中で、LINEの法人向けサービスについての知識を体系的に学ぶことができそうです。

LINE資格はLINE Biz Partner「Sales Parnter」にも関連

LINE資格取得はLINEのビジネスパートナーとしての認定「Sales Partner(https://www.linebiz.com/jp/salespartner/)」のページからも案内があり、パートナー向けコンテンツとして「認定代理店に従事している個人を対象としています」とあります。学習によってよりLINEサービスを理解し、販売代理店としての信頼を確かなものにしていくことも重要です。

クラスメソッドは、「LINE Biz Partner Program」の「Technology Partner」において、2023年度の「Technology Partner」のコミュニケーション部門「Premier」に認定され、認定バッジ「OMO」と「Engagement」の2つを取得いたしました(2023年05月現在)。

クラスメソッド、LINEの法人向けサービスの販売・開発を認定する「LINE Biz Partner Program」において「Technology Partner」のコミュニケーション部門「Premier」に認定

勉強の進め方

注意

認定資格試験ポリシーより抜粋

  1. 試験中は、携帯電話、タブレット、その他の電子デバイス、バッグ、コート、本、ノート、筆記用具、試験対策のメモなどの私物に触れたり使ったりすることはできません。
  2. 受験者が試験中に不正行為や試験の信頼性を損なうようなその他の行為を行ったと当社が判断した場合、この受験者は、かかる行為が行われた日から最長3年間はLINE Green Badge認定試験を受けられません。
  3. 出題される問題や回答は極秘情報です。試験の前後や試験中等その時期を問わず、試験情報を他の人に共有、開示したり、その内容について話し合ったりしてはなりません。試験内容の撮影、メモへの記録等試験内容を複製すること及び試験内容を再現することは禁止されており、失格となる場合があります。

とあります。そのためこのブログでも具体的な問題に関しての言及はできません。あらかじめご了承ください。

やったこと

  •  ①まずは試験を受け問題を問いてみる
    • 何もわからなくてもやってみる。ここでどんな問題がでるのか、どういったキーワードが頻出し重要なのかのあたりをつける。
  • ②LINEのウェブサイト上にある教材に目を通す。
    • 重要そうな箇所については適宜ノートにとることで暗記をする。教材のスライドだけではなく、LINEサービスの紹介ページや、サービスの詳細が掲載されているPDF、Q&Aのコーナーなどもチェックし、LINEサービスについて正しく理解する。
  • ③再試験をし、問題を解く
    • 間違えていた問題やキーワードなどがきちんと暗記できているかを確認する。

何度も教材に目を通す

実際のノート

教材はLINEのウェブサイトに準備されています。

LINEキャンパスhttps://campus.line.biz/

  • 動画と学習コースのコンテンツが用意されています

LINEキャンパス・認定資格コースhttps://campus.line.biz/line-green-badge

  • 試験ページと、出題範囲のスライドコンテンツが用意されています。

当初、上記のようなLINEのウェブサイトに掲載されている様々な教材を使用して勉強を始めました。しかし、試験を繰り返すうちに、重要な単語を覚えるだけでは合格することはできないということがわかりました。

そこで、理解が不十分な箇所や曖昧な点に関しては、自ら資料を参照しました。用意されたコンテンツのみを頼りにするだけでは、充実した学習とはなりませんでした。不足している情報を補完するために、個別のサービスページやPDF、ニュースリリース、Q&Aのコーナーなどを参照し、理解を深めていきました。

より詳しい仲間に見解を聞く

デザイナーとしての自分が特に力を注いだ領域は、エンジニアリングやAPIの知識など、自らの専門分野ではない領域でした。そのため、実際の現場で活躍するスタッフに対し、(試験の内容を伏せた状態で)意見を伺う機会を設けました。日常的にデザインカンプやUIに集中していた自身にとって、様々な機能や仕組みについての理解を深めることができました。

資格取得をしてみて

理解が深まり、具体的なイメージが湧くようになりました。

現在、4つの資格のうち3つ(LINE公式アカウントBasic/Advanced、LINE広告Basic)を取得し、最後の資格についても勉強中です。一連の学習のおかげで、今までぼんやりとしかつかめていなかった領域について、より具体的に理解することができるようになりました。また、会議などで使われる専門用語についても、具体的な動線や設計のイメージが浮かぶようになりました。

特にLINE公式アカウント Advanceの突破までには15回ものチャレンジをしましたので(…ちょっと受からなさすぎですね…)、学習には時間がかかりましたが、終えてみるとたしかにやってよかったと感じています。

今後も、これらの知識を踏まえ、デザイナーとしてより良い提案ができるよう、一層努力していきます。

参考

認定資格 LINE Green Badge

LINE Green Badge 認定証を取得しよう

認定資格「LINE Green Badge」とは?取得メリットは? 難易度は? 受験者に本音を聞いてみた

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