AlteryxのTableauワークフロー『Publish to Tableau Server Tool』を試してみる #alteryx

2016.07.14

この記事は公開されてから1年以上経過しています。情報が古い可能性がありますので、ご注意ください。

先日公開したエントリで紹介した『Publish to Tableau Server Tool』というワークフロー、こちらはデータソースをTableau Serverにパブリッシュする機能を有するものとなりますが、実際どんな挙動になるのか?と言う部分について実際に試してみたいと思います。

ワークフロー実行環境の導入について

ワークフローのページ及びヘルプのページは以下になります。

導入については以下エントリにまとめていますのでご参照下さい。

Tableau Serverへのデータソースパブリッシュ実践

Tableau Serverを起動させておいた状態で

  • Tablaeu ServerのURL(ホスト名)
  • サイト名
  • プロジェクト名

を控えておきつつ、Alteryxを起動。

alteryx-workflow-tableau-server-publish_00

『Publish to Tableau Server Tool』ワークフローアイコンをドラッグアンドドロップでワークフローに持ってきます。

alteryx-workflow-tableau-server-publish_01

まず試してみたのはデフォルト(既定)のサイト。サーバーURLを入力、サイト名は『Use default site』を選択、Tableau Serverアクセスの為のユーザー名とパスワードを設定します。

alteryx-workflow-tableau-server-publish_02

データソース名は任意の名前を入力、プロジェクト名についてはパブリッシュしたいプロジェクトを指定します。

alteryx-workflow-tableau-server-publish_03

次いでパブリッシュするデータを指定する為のワークフローを作成します。『Input Data』ワークフローをドラッグアンドドロップ。

alteryx-workflow-tableau-server-publish_04_1

今回はCSVファイルをパブリッシュしたいと思います。『File Browse』を選択。

任意のファイルを選択しつつ、ファイルのエンコードも正しいものに変更します。[Update Sample]リンクをクリックすると、指定のエンコードでファイルが再読み込みされます。

alteryx-workflow-tableau-server-publish_05

2つのワークフローをマウス操作で線で繋ぎ、

alteryx-workflow-tableau-server-publish_061

実行。件数はそれほど多くなかったのでものの十数秒で処理が完了しました。

alteryx-workflow-tableau-server-publish_07

対象プロジェクトの内容を確認してみます。ちゃんとデータソースがパブリッシュされていますね!

alteryx-workflow-tableau-server-publish_08

Tableau Serverへのパブリッシュについては別の指定方法を採る事も出来ます。以下の様にURLで設定を行う事も可能です。

alteryx-workflow-tableau-server-publish_09

こちらの方式でもちゃんとパブリッシュ出来る事を確認出来ました。

alteryx-workflow-tableau-server-publish_10

このワークフローについては紹介動画もありましたのでこちらに載せておきます。

まとめ

Tableau Serverへのパブリッシュを行うAlteryxのワークフローに関するご紹介でした。このワークフローでパブリッシュ出来るのはデータソースのみとなる様ですが、こういう風に組み込めるのはとても便利ですね。こちらからは以上です。