Tableauの可視化内容を自然言語で説明してくれるGoogle Chrome拡張『Narratives for Tableau』を試してみた #tableau

2016.12.25

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先日参加したイベント『ビッグデータオールスターズ』にて、Tableau Japan並木さんがパネルディスカッションの中で言及していたGoogle Chrome拡張機能『Narattives for Tableau』が非常に興味深い内容のものでしたので、当エントリではその機能について実際に触ってみた内容をご紹介してみたいと思います。

参加したイベントレポートは下記エントリとなります。

また、上記イベントで当機能について言及されていた場面の雰囲気はこんな感じでした。

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Narratives for Tableauとは

Narratives for Tableauとは、Tableauで可視化した内容を自然言語で自動的に説明を行ってくれる、Tableau Server10.0/Tableau Public/Tableau Onlineで利用可能なGoogle Chrome拡張機能です。

ものは試しです。早速使ってみましょう。インストールについてはGoogle Chromeの機能拡張に倣う形なので非常に簡単です。公式サイトの『DOWNLOAD NOW』ボタンをクリックし、

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Chrome機能拡張として追加するだけ。

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追加完了です。

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Narratives for Tableauを実際に試してみる

導入したChrome拡張機能を試してみます。Tableau Server環境を作成・起動し、任意の可視化コンテンツのページに遷移。

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そして先程インストールした拡張機能のアイコンをクリック。すると利用規約に同意した上でサイトへの登録を促されます。下記『利用規約』を読み、問題無ければ必要な情報を設定・登録してください。

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暫くすると以下のような形で、説明文をどのような条件で作成するか、必要な情報設定を促されます。任意の条件をそれぞれ指定してみます。

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改めて暫く待機。すると以下のような形で可視化内容を説明している文章が出力されました。

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出力される文章については英語のみの様ですので、若干雑なプラクティスではありますがGoogle先生に日本語訳して頂いてみました。これならもう少し直感的に、日本人でも理解出来るような文章となるかと思います。

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まとめ

という訳でNarratives for Tableauに関するご紹介でした。グラフや表を使って『可視化』されているコンテンツは一目見るだけでその内容について確認が出来るという利点がありますが、このような機能を使う事で更にその内容の理解を深め、更なる洞察を得る事が出来そうな気がしますね。分析作業の際には上手く活用して行きたいところです。こちらからは以上です。