Amazon SESでメールクライアントからSMTP送信を行う

AWS

この記事は公開されてから1年以上経過しています。情報が古い可能性がありますので、ご注意ください。

Amazon SES

Amazon Simple Email Service(SES)は、その名の通りAPIを使って大規模なEメール配信を行うサービスです。最近、メールクライアントからSMTP送信に対応しましたので、APIを使わずとも簡単にメール配信を行えるようになりました。

Management Consoleの確認

Amazon SESは、Management Consoleから動作確認を行うことができます。スパム防止のため、事前に送信アドレスを登録する必要がありますが、今回は手順について説明は割愛します。

SMTPの設定について

SMTP設定について説明があります。SMTPサーバー名、ポート番号、TLS使用の有無などです。ここで、SMTP送信をするユーザーの作成を行います。

IAMユーザーの作成

SMTP送信を行うために権限を付与したユーザーを作成します。このユーザーはIAM(Identity and Access Management)の管理下にあります。「Create My SMTP Credentials」をクリックしてナビゲーションに沿って作成してください。

新規作成されたIAMユーザーのポリシーを見てみると、SESによるメール送信のみ許可しています。

先に進むとSMTP送信するためのセキュリティ証明書が作成されます。ユーザー名とパスワードを書き留めておいてください。

IAMユーザーの作成が終わると一覧に表示されている事が分かります。

Microsoft Outlookの設定

Amazon SES側の設定は終わりましたので、メールクライアントを使ってメール送信をしてみます。メールアカウントを作成してSMTPの設定をしてください。

詳細情報の送信サーバータブを設定してください。

詳細設定タブの送信サーバーポートを465に設定してください。

これでメール送信ができます。添付ファイルを付けて送っても問題ありません。

Thunderbirdの設定

続いてThunderbirdの設定を行います。

特に難しい設定はありません。添付メールも送れます。ただし、ひとつ注意点があります。添付ファイル名が2バイト文字のとき、Amazon SESが正しく受け取ってくれずにエラーが返ってきます。Thunderbirdならエラーが表示されますが、Outlookでは表示されずに送信できない状態が続きますので注意してください。

まとめ

Amazon SESのSMTP送信機能を使って、いつも使っているメールクライアントから簡単にメール配信を行う事が出来ました。これによって、大量のメールを送る事が出来るため、今まで専門の業者に依頼していた部分をまるっと無くすことができます。インターネット上のあらゆるサービスを圧倒的な技術力と価格競争力によって世界同時展開するAWSの各サービスに今後も注目です!Amazon SESをマスターして、メール送信マエストロになろう!!

参考資料

Sending Email From SMTP Clients