Auto Scalingのキーワード1 Group、HealthCheck、Config、Trigger、Policy

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Auto Scaling のキーワード

Auto Scalingを理解する上で理解が必要なキーワードについてご紹介します。

Auto Scalingグループ

Auto Scalingグループは、インスタンスのスケーリングと管理を目的として、 同じ特性を持つ複数の Amazon EC2インスタンスを論理的なグループとして扱います。

例えば、1つのアプリケーションが複数のインスタンスに渡って動作するとき、 アプリケーションの性能を向上させるためにインスタンスの数を増減させたいですよね。

Auto Scalingは、自動的にインスタンスの数を拡大したいとか、インスタンスの数を固定で維持したいとかのときに、 Auto Scalingグループを使用することができます。 Auto Scalingグループは1つ以上のAvailability Zonesから 成るAmazon EC2インスタンス群です。

複数のAZにまたがってAuto Scalingグループを設定できるのは発見ですね。

ヘルスチェック

ヘルスチェックは、Auto Scalingグループ内の各インスタンスの健康状態を確認する機能です。 もし、インスタンスのパフォーマンスが低下した場合、 Auto Scalingはインスタンスを停止し、代わりに他の新しいインスタンスを立ち上げます。

これは、通常、Auto Scalingグループが一貫して稼働していることを保証しています。

起動コンフィグ

起動コンフィグは、Amazon EC2インスタンスを作成するのに必要なパラメータを提供します。 一度に1つの起動コンフィグしかAuto Scalingグループに付加できませんので注意が必要です。

新しい起動コンフィグを作成または更新してAuto Scalingグループに付加するとき、 新しいインスタンスは、新しい起動コンフィグのパラメータを使って起動されます。

この場合、既存の動いているインスタンスは影響を受けません。 もし、Auto Scalingがスケールダウンする必要があるときは、 まず始めに古い起動コンフィグで立ち上がったインスタンスを終了させます。これポイント。

トリガー

トリガーは、2つのAWS機能を合わせた概念です。 CloudWatchアラーム(指定されたCloudWatch メトリクスを見るために構成) とAuto Scalingポリシーについて記述し、アラームの閾値を超えると発生します。 多くの場合、2つのトリガーを必要とします。スケールアップとスケールダウンのときです。これポイント。

例えば、CPU使用率が80%になったときにスケールアップしたい場合、 CloudWatchアラームとAuto Scalingポリシーを設定する必要があります。

アラームは、CPU使用率がいつ80%に達したかを検出し、Auto Scalingにメッセージを送ります。 Auto Scalingは、スケーリングポリシーに基づいて何をしたらよいか決定します。 もし、CPU使用率が40%まで減少したときにスケールダウンしたいなら、 2番目のトリガーを設定する必要があります。

80%上に超えた時用と、40%下に超えた時用を用意するってことです。

ポリシー

ポリシーは、CloudWatchのアラームメッセージに応じる方法をサービスへ通知する、 Auto Scalingのための命令群です。

特定のメトリクスがトリガーとなる値に達したときに、 Auto Scalingへメッセージを送るためにCloudWatchアラームを設定できます。

アラームがメッセージを送るとき、 Auto Scalingは、スケールアップまたはスケールダウンのために、 Auto Scalingグループに関連するポリシーを実行します。

まとめ

続きはまた!