[アップデート]Trusted AdvisorにDirect Connectが追加されました

2016.08.19

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コンニチハ、千葉です。

Trusted Advisorを利用すると、AWSを最適に利用できているかをチェックすることができます。Trusted Advisorについては、こちらAWS再入門 AWS Trusted Advisor編が詳しいです!

そして今回のアップデートにより、Trusted AdvisorにDirect Connectのチェック項目が3つ追加されています。

  • AWS Direct Connect 接続の冗長性
  • AWS Direct Connect ロケーションの冗長性
  • AWS Direct Connect 仮想インターフェイスの冗長性

それでは、詳細を見てみます。

チェック項目詳しく見てみる

AWS Direct Connect 接続の冗長性

20160819-trusted-advisor-update-2

Direct Connectを少なくとも2本は接続しましょうという内容です。ただし、Direct Connectを1本、もう1本はVPN接続という環境もあるかと思います。その場合はDX接続ごとに、チェック対象/対象外の設定をできるので対応しましょう。

AWS Direct Connect ロケーションの冗長性

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Direct Connectのロケーション、つまり東京リージョンをお使いのアカウントでは、東京、大阪のAWS Direct Connectを利用しているかというチェックになります。東京のDirect Connectがダウンしたことを想定して、冗長構成として大阪のDirect Connectを利用しましょうという内容になります。

AWS Direct Connect 仮想インターフェイスの冗長性

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Direct Connectをの仮想インターゲースを少なくとも2本は接続しましょうという内容です。ロケーションのチェックも実施されます。

実際にチェック結果を確認する

まずは、Trusted Advisorの画面に移動します。

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フォールトトレランスを選択します。

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確認できました!!

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最後に

Direct Connectをご利用の方は、是非チェックしてみてください。また、これを機会に他の項目をチェックしてみてはいかがでしょうか。セキュリティ、コスト、冗長性、パフォーマンスなどに関して思わぬ発見があるかもしれません!!

2016/8/19 11:00時点でチェック結果が?となっております。チェック結果が表示されるまで、正座して待ちましょう。